本当に喜んでもらえるものは?結婚式の引出物の選び方

結婚式準備で何かと迷うのがどのような引出物にするかということですよね。結婚式に出席してくださるゲストからいただくご祝儀のお礼でもあり、新郎新婦からのおもてなしの意味もある引出物。せっかくなら心から喜んでもらえるものを贈りたいものです。ここでは、結婚式の引出物の選び方と、ゲストに喜ばれる引出物案を5つご紹介します。

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引出物

1.結婚式の引出物にはどんな意味がある?

もともと引き出物は宴の土産を指すものでした。結婚式の引出物も、ひと昔前は披露宴の料理の一部を土産として持ち帰ることが多くありました。
しかし、食べ物を持ち帰ることは衛生上の観点から良くないということで、現代では、結婚式の記念品という意味と、返礼の気持ちを込めて品物を贈るのが一般的になっています。結婚式の引出物を選ぶにあたって決まりはありませんが、ゲストに喜ばれやすい品の傾向や地域の慣習などを調べてから選ぶと良いでしょう。

引出物

2.これはNG!結婚式の引出物を選ぶ際の注意点は?

まず、結婚式当日に貰ったゲストが困ってしまうものは選ばないようにしましょう。たとえば重すぎたり大きすぎたりするものは、持って帰るだけでも一苦労。帰宅後も収納する際に困ってしまいます。

また、結婚式の記念だからといって、新郎新婦のネーム入りの引出物を贈るもの考えもの。新郎新婦の嬉しい気持ちは伝わりますが、気軽に使えないと感じるゲストが多いので、“使いやすさ”を重視して選ぶと良いでしょう。
引出物

3.結婚式の引出物は全員同じ?ゲストによって変えるもの?

すべてのゲストに同じ引出物を用意するケースもありますが、ゲストによって引出物の金額を変える「贈り分け」も最近は多くの新郎新婦がしています。その場合は、ご祝儀の金額の1割程度が目安といわれることが多いです。

結婚式の引出物を贈り分けする場合は、上司など目上の方から貰うご祝儀は金額が多いと予想して、友人や同僚より高い品を用意するのです。ただし包装は同じにするなど、他のゲストが差を感じないようにする必要があります。とはいえ、一人ひとりに引出物を選ぶというと相当な時間がかかるため、人気のある引出物から選ぶと良いでしょう。

引出物

どのゲストにも喜ばれる引出物を選ぶのは簡単なことではありません。特にゲストの年齢層の幅が大きいときは尚更です。ここからは、ゲストの顔ぶれに合わせて、人気の引出物を一部ご紹介します。

4.【結婚式の引出物案1】プチ贅沢なおしゃれ食器やカラトリー

贈る相手を選ばない結婚式の引出物の定番は、おしゃれな食器やカラトリー。カラトリーとは、ナイフやフォーク、スプーンなどのことで、小さく持ち帰りやすいことから、選ぶ人が増えてきています。

食器やカラトリーは毎日の食事で使用するものなので、テーブルが華やぐものを贈れば多くのゲストに喜んでもらえる可能性は高いでしょう。小皿セットや、お茶碗セット、急須と湯呑のセットなどデザイン性の高いものを選ぶのがおすすめです。贈るゲストが一人暮らしか家族と同居かによって必要な食器も違うので、贈り分けするとより喜ばれるはずですよ。

食器

5.【結婚式の引出物案2】男性もうれしい、お酒を楽しむためのグラス

焼酎グラスやワイングラスなどお酒を飲むためのグラスなら、日ごろ料理をしない男性ゲストにも喜んでもらえます。ペアや複数のセットで来客用としても使えるものなら重宝しますよね。最近では、飲み口に工夫がありお酒の繊細な味まで楽しめるビールグラスなどが人気です。

ビール

6.【結婚式の引出物案3】やっぱり実用品なアイテムで決まり!高級お米

日本人の主食であるお米は実用性と意外性があり、幅広い年齢層のゲストに喜んでもらえる結婚式の引出物です。引出物用におしゃれな包装がされたものもあり、見栄えも良いのがうれしいですね。ただ、量によってはかなり重くなることも考えられるので、遠方から来られるゲストには配慮が必要です。

米

7.【結婚式の引出物案4】女性に人気なのはバスセット

高級なタオルやバスソルト、オーガニックなソープ類などのセットは、美容に気を使う女性ゲストへの結婚式の引出物に最適です。
高級なタオルは吸水性や肌触りに優れ、ちょっとリッチな気分を味わってもらえます。バスタオルだけではなくフェイスタオルやハンドタオルなど、大きさの違うタオルをセットにして贈るのも◎。日用品として毎日使うバスソルトやソープ類も、質の良いものを贈れば重宝されるでしょう。

バスグッズ

8.【結婚式の引出物案5】迷ったらこれ!選べるカタログギフト

ゲストが好きなものを選べるカタログギフトは、結婚式の引出物の中でも非常に人気です。最近ではブランド物をそろえたカタログや、食品だけのカタログなど種類も豊富で、ゲストに合わせてカタログのジャンルを分けることも可能。お祝いの品といっても、「自分が本当に欲しいものをゲストに選んでいただきたい」という新郎新婦の心遣いが自然と伝わります。

また、カタログギフトには金額ごとにいくつかランクがあり、相手によって金額を変えるケースも多いとか。見た目だけでは金額がわからないので、贈る側も気を使わなくて済みますよね。

カタログ

まとめ

いかがでしたか?これまでは形式的な意味合いが多かった結婚式の引出物ですが、最近では、いかにゲストが喜んでくれるかを考えて選ぶことが多くなってきています。そのため、ゲストの性別や年齢、上司や親族など、ゲストによって喜ばれるように、好みや必要性に応じた引出物を選ぶと良いでしょう。

また、引出物の上級テクニックとしては、結婚式のコンセプトや雰囲気に紐づいたテイストのものをチョイスする方法があります。そうすることでより結婚式と引出物とのストーリーが繋がり、ゲストにとって結婚式の余韻が大きくなるでしょう。あくまでゲストのことを考えながらも、結婚式との関係性を意識した引出物を贈ることができると素敵ですよね。
引出物でゲストへの感謝の気持ちを表すとともに、一生の思い出に残る素敵な結婚式にしてくださいね。

引出物

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