話題の1.5次会って??費用にも内容にもこだわる結婚式を
結婚式の1次会や2次会はよく聞きますが、近年では1次会よりも親密な雰囲気のある1.5次会という結婚式のスタイルも注目されています。ここでは1.5次会の内容やメリット、注意点などをまとめてみました。
目次
1.5次会とはどんなもの?
1.5次会とは結婚披露宴よりカジュアルで、2次会よりはややフォーマルな雰囲気で行う結婚式のことです。
結婚式でありがちなしきたりを省略しながら、仲のいい人達と和気藹々とパーティーを行うことで注目されています。近年では披露宴を行う予定がなかった新郎新婦も1.5次会形式で遅れて結婚式を行うパターンが増えました。
どんなときに1.5次会を採用する?
1.5次会を採用する理由としては、形式ばった進行にとらわれたくない、主賓はお呼びせず、親しい友人や家族に囲まれながら自由で自然体なパーティにしたいといったことが挙げられます。
また、披露宴を企画するだけの時間がないとき、再婚などの理由で大規模な披露宴を挙げることを避けたいときなどに1.5次会形式は好んで採用されることもあります。
1.5次会にはどんな人が来る?
披露宴では会社の上司や親戚、地域のお偉いさんなどの目上の人を招待し、2次会では親しい人だけが集まるのがこれまでの結婚式でした。
しかし、1.5次会形式では最初から親しい人だけを集めて結婚式を行います。
気心の知れた出席者しか場にいないため、様式美は保ちつつも和やかなムードで式を進行することが可能です。
パーティの雰囲気に合わせて自分らしい衣装選びを
1.5次会の新婦の衣装は披露宴の衣装と同様でもまったく問題ないですが、披露宴よりもカジュアルに、親しいゲストとナチュラルに過ごすことが多いため、衣装も豪華でフォーマルなものよりも、ナチュラルなシルエットのものや、バックスタイルにポイントがあるデザイン、小花のデザインや刺繍、オフショルダーなど、遊びごころと自分らしさを取り入れたものがおすすめです。
ロングヘアは編みこみアップが人気
新婦の髪型はロングヘアの場合、アップにすることで女性らしい美しさを引立てることができますし、セレモニー感も演出されます。人気なのはお姫様のような編みこみアップです。ロングヘアを繊細に編みこんでからアップにしてまとめると、中世ヨーロッパのお姫様のような上品さが生まれて新婦にぴったりです。
ハーフアップは大人っぽい爽やかさ
1.5次会であれば通常の1次会にはない親しみやすさをヘアスタイルに込めることも可能です。ハーフアップでアクティブな雰囲気にすると1.5次会のフランクなムードに似合います。ドレスも派手なものでなく、シンプルなものにするのであればハーフアップが新婦の爽やかなビジュアルを大人っぽく引き立ててくれます。
ドレスは白かパステルカラーがおすすめ
新婦のドレスは結婚式の定番である白が無難です。しかし、季節感を演出したいのであれば春ならピンクを選ぶなどの工夫も効果的です。一方で柄物のドレスはカジュアルすぎる見た目になるので避けられる傾向があります。また、新婦の清廉さを演出するのは濃い色合いではなくパステルカラーのドレスが美しく映えます。
1.5次会の費用はどうやって賄う?
1.5次会スタイルでは通常の披露宴よりは費用を抑えて実現することができます。そして、その費用は会費かお祝儀によって賄います。近年では会費制で会場費用などに充当することが増えました。
出席者からすれば高い金額を用意しなくても気軽に足を運びやすく、新郎新婦も気兼ねなくゲストを呼ぶことができるスタイルだといえます。
他に1.5次会のメリットには何があるか
1.5次会のメリットとして他に挙げるとすれば、出席者が小さな子どもを連れて出席しやすいことです。格式ばったパーティではないので、手間のかかる子どもがいても不安要素が少なくなります。また、出席者との距離が近いまま式が進行していくので新郎新婦も緊張が少なく、心の底から式を楽しんで忘れられない思い出を作れます。
まとめ
結婚式のスタイルは時代とともに移り変わるものです。固定概念にとらわれず、予算を縮小しても心から満足できる式を挙げることが重要視されるようになりました。
1.5次会として行う結婚式は新郎新婦、出席者の負担を小さくする工夫もできるこれから注目すべきスタイルだといえます。
1.5次会ならではの雰囲気づくりを、花嫁の髪型やドレスだけでなく、ゲストも巻き込んで世界観をつくることでとても素敵なパーティになることでしょう。
ただ、内容によっては会費制となるため新郎新婦の負担が逆に大きくなることもあり、どんな内容の1.5次会にするかについては見学前にしっかりと事前に考える必要がありますので、費用について気になる場合は、結婚式場を決める前に、しっかりと事前準備、相談をすることも視野に入れておきましょう!