あの幸せな光景が鮮明によみがえる。記憶に残る結婚式を挙げるには?|ラ・バンク・ド・ロア オリジナル取材記事
「素敵な結婚式だった」 結婚式は、おふたりにとっても招いたゲストにとってもこう思えるものであってほしいもの。 さらにいうならこれから先の人生においても、ふとしたときに「楽しかったな」と頭に思い浮かぶような記憶に残る結婚式にしたいですよね。 とはいえ、記憶は時の経過とともに色褪せていきがちです。どうすれば、結婚式の幸せな光景がいつでも鮮明によみがえるような結婚式がつくれるのでしょうか。 そこで今回は、結婚式の思い出をソフトとハードの側面から残してくれる『ラ・バンク・ド・ロア』にインタビュー。 記憶に残る結婚式を挙げるためにチェックすべきポイントをうかがいました。(取材:gensen wedding 編集部/文:クリス)
出典:ラ・バンク・ド・ロア
1.思い出の場所がなくならない安心感がある
全国の結婚式場は年々増えています。しかし一方で、閉館してしまったり他の式場と統合されたりして、自分たちが結婚式を挙げた場所がなくなってしまう可能性もゼロではありません。
結婚式を挙げた式場は、ふたりにとって大切な思い出の場所です。そこがなくなってしまうのは、寂しいもの。もしもずっと記憶に残る結婚式を挙げたいと願うのなら、式場がずっとそこにある安心感にも目を向けてみましょう。
今回取材をした『ラ・バンク・ド・ロア』は、横浜市指定有形文化財を活用した結婚式場です。1921年に建てられた旧露亜銀行横浜支店の外観、内匠をそのまま残した建物で、100年近く横浜で歴史を紡いできました。
そしてこれからもこの建物を残していきたいと文化財に指定されたので、建物がなくなることはありません。
「結婚式、本当に楽しかったよね。」
「お父さんとお母さん、ここで結婚式を挙げたんだよ。」
こんな風にその前を通るだけで結婚式の記憶がよみがえる場所があれば、おふたりが夫婦として、家族として歩みを進めてきたことを改めて実感できると思います。
そしてその場所がなくならない安心感があるという点で、文化財などの歴史的価値の高い式場での結婚式は、未来永劫ふたりの思い出を刻み続けてくれるはずです。
出典:ラ・バンク・ド・ロア
2.結婚式に等身大の自分で参加できる
結婚式を自分たちだけではなくゲストにとっての思い出にもしたいとお考えのおふたりもいるのではないでしょうか。ゲストの記憶にも残る結婚式づくりには、参加者の皆さんが “リラックス” できる空間や時間を用意することが大切です。
例えば、おふたりの結婚式が始まるのを待つロビーや控室。日常とは違う雰囲気が流れる結婚式場に入ると緊張してしまう人もいます。そこに他の結婚式のゲストがいれば、より気を遣ってしまうこともあるでしょう。
またご友人同士でのおしゃべりや写真撮影をしたくても、周りの人に配慮してできなかったという声も耳にします。
ゲストにとっては待っている時間もふたりの結婚式です。この時間をいかにのびのびと過ごせるかで、おふたりの結婚式を楽しかったと思ってもらえるかが変わってくるでしょう。
ラ・バンク・ド・ロアは一棟貸し切りの結婚式場なので、ゲストにもプライベート感のある空間で自由な時間を過ごしてもらえます。
しかも控室はご家族・ご親族用とご友人用に分けられています。
ご家族・ご親族用の控室にはラ・バンク・ド・ロアの歴史が感じられる落ち着いた雰囲気が流れているので、自分たちの大切な家族の新たなスタートに想いを馳せながら穏やかなひとときを過ごせると好評です。
ご友人向けのロビーでは、カジュアルにウェルカムドリンクでのおもてなしが可能。ムービーも流せるので、ご友人同士が思い出を振り返りながらおしゃべりを楽しむこともできます。
また他の結婚式のゲストを気にしなくていいため、ラ・バンク・ド・ロアならではのアンティークなフォトスポットで写真撮影をとことん楽しんでもらえますよ。
このようにおふたりの結婚式を待つ間の過ごし方もゲスト層によって異なるため、控室をご家族向けとご友人向けに分けるだけでもゲストに合わせたおもてなしになりますね。
おふたりもゲストも背伸びせず等身大の自分で結婚式に参加できる式場なら、そのときの楽しい記憶がより鮮明に残ると思います。
出典:ラ・バンク・ド・ロア
3.結婚式の思い出をずっと共有していける
結婚式はふたりの人生のこれまでとこれからを繋ぐ架け橋、ふたりの人生の新たなスタートとなる1日です。だから結婚式を振り返ることで、そのときのふたりを見つめ直すきっかけにもなります。
またおふたりの大切なご両親にとっても結婚式は、子どもたちが新しい家庭を築くこととなった記念すべき1日。そして結婚式が終わってからも、おふたりが家族として成長していく姿をずっと見守っていきたいと願っていることでしょう。
だからこそ最近はいろんな式場が、おふたりだけでなくご家族も一緒に結婚式のことを振り返られるような工夫を取り入れています。
今回取材をしたラ・バンク・ド・ロアにも、ご家族の皆さんと結婚式の思い出を共有できる取り組みがありました。
ラ・バンク・ド・ロアでは結婚式当日、挙式が始まる前におふたりでオルゴール盤を持って写真撮影をします。
このオルゴール盤、実はラ・バンク・ド・ロアでの挙式時に重要な役目を果たすアイテムなのですが、結婚式後に開催される月に一度のイベントに参加すれば、このときと同じ構図で写真を撮ってもらえるのです。
この写真がとても人気で、夫婦として参加される方はもちろん、お腹に新たな家族がいたりお子さんと一緒に参加されたりするおふたりもいるんだとか。
そしてこの写真を年賀状に使用すれば、結婚式の思い出とともにおふたりが着実に家族として成長している姿をご家族へ届けられます。思い出の場所に立つおふたりの写真はきっと、ご両親をはじめご家族の皆さんにうれしい贈り物になると思いますよ。
ラ・バンク・ド・ロアのように厳かな雰囲気の中で二人と家族の想いが詰まった挙式ができる式場はもちろん、レストランが併設されていたりイベントが開催されていたりするなどいつでも結婚式の思い出を家族と共有できる取り組みをしている式場なら、結婚式の記憶はずっとみんなの心に残っていくでしょう。
出典:ラ・バンク・ド・ロア
4.まとめ| “未来へつづく”視点を意識して、記憶に残る結婚式づくりを
記憶が残るということは、それだけその思い出を大切にしているということだと思います。
つまり、おふたりにとってもゲストにとっても「絶対に忘れたくない」と思い得るくらい特別な瞬間を結婚式のあらゆる場面につくることが、記憶に残るウェディングづくりには必要です。
素敵な式場を目の前にして「いつでも帰ってこられる式場か」「家族や友人と思い出をともにつくり、共有し続けられる式場か」といった“未来へ続く”視点を持つことを意識するのは、そう簡単なことではないと思います。
しかし、記憶に残る結婚式を自分たちにもゲストにも届けたいと願うのなら、頭の片隅に“結婚式の思い出を語り合っている自分たちの姿”を思い浮かべて式場選びをしてみてください。
出典:ラ・バンク・ド・ロア