あなたが挙式をする意味から考えよう。理想の挙式会場を選ぶコツ|ラ・バンク・ド・ロア オリジナル取材記事
自分たちらしい結婚式を考える際、パーティーや装飾などに力を注ぐ人は多いのですが、案外挙式にはほとんどノータッチ、という人も少なくありません。 多くの式場での挙式は、大まかな流れが決まっているためオリジナリティを出しにくい部分でもあります。しかし挙式は結婚の誓いをする場。そこにこそ自分たちの想いをつめこみたいと思う人もいると思います。 そこで今回は他の式場ではなかなか見ない構造のチャペルをもつ『ラ・バンク・ド・ロア』に、理想の挙式会場を選ぶコツをうかがってきました。(取材:gensen wedding 編集部/文:クリス)
目次
出典:ラ・バンク・ド・ロア
1.あなたはなぜ、挙式をするのですか?
近年、結婚式を挙げるカップルのなかには、挙式をせずパーティーだけというスタイルをとる人がいます。挙式をしない理由は、あまり主役感を出したくない、少人数でアットホームな雰囲気で楽しみたいなどさまざまです。
確かに結婚を報告するだけなら、パーティーをするだけでも十分でしょう。
ではここで質問です。“結婚式=挙式をするもの”ではなくなってきているこの時代に、それでも挙式をしようと考えたのはなぜでしょうか。
そのチャペルに憧れていたから?
親孝行がしたいから?
ゲストへ感謝の想いを伝えたいから?
この“挙式をしたいと思った理由”を考えることが、おふたりが理想とする挙式を形にするために必要です。
そんな挙式をしたいと思うさまざまな理由があるなかで、“感謝の想いを伝える”のにうってつけなチャペルを持っているのが、今回取材をした『ラ・バンク・ド・ロア』です。
出典:ラ・バンク・ド・ロア
2.余白のあるバージンロードが、ありのままの想いを引き出してくれる
ラ・バンク・ド・ロアのチャペルでひときわ目を引く、大正期の旧露亜銀行時代から残る大理石の大階段。こちらのチャペルのバージンロードは、この大階段からはじまります。
チャペルの扉を開けた先に見えるのは、22段の階段。ここはゲストからは見えない空間なので、エスコート役の方と自分たちのペースで前に進みながらこれまでの思い出を語り合ったり感謝の想いを伝えたりと、思い思いの時間を過ごせます。
またエスコート役をつけるのは新婦だけのことが多いのですが、ラ・バンク・ド・ロアでは新郎も大切な人とチャペルに入場する姿が多く見られます。ご両親と一緒に泣きながらゲストが待つフロアに入場してくる新郎の姿も珍しくないそうです。
結婚式において感謝の想いを伝える場は、つくろうと思えば支度が終わったあとやパーティー中など、どのタイミングでもつくれます。
そのなかでも感謝を伝える場として挙式を選ぶふたりはきっと、挙式が結婚という新たな人生のスタートを誓う場だからこそ、このタイミングを選ぶのではないでしょうか。
もちろん挙式のなかでも、ベールダウンのタイミングや誓いの言葉などで、感謝の想いは伝えられます。しかし人前ではなかなか恥ずかしくて言葉にできないという人もいるでしょう。
チャペルの扉を開けた先に階段という“余白”があること。
そしてそこでの時間は、大切な人とだけ過ごせること。
ラ・バンク・ド・ロアのチャペルにはこれらの条件がそろっているので、挙式という場でも感謝の想いを飾らない言葉で伝えられるのです。
出典:ラ・バンク・ド・ロア
3.“神聖さ”と“ぬくもり”が共存するセレモニー
またラ・バンク・ド・ロアのチャペルは、「感謝の想いを伝える」のにうってつけというだけではなく、その雰囲気も人気です。
天高14メートルの天窓からふりそそぐ、たっぷりの自然光。
祭壇の向こうに煌めくステンドグラス。
チャペルに鳴り響く、生演奏とオルゴールの音色。
このようにラ・バンク・ド・ロアのチャペルには、歴史を持つ建物ならではの“神聖さ”が広がっています。
特に建物以上の歴史を誇るドイツ製のアンティークオルゴールの音色は、必聴。挙式では参加者全員で、おふたりが選んだオルゴールの曲を聴くセレモニーも用意されています。
しかもこの時にかけるオルゴール盤にはふたりの名前と挙式日を刻んで、ずっと式場で保管してもらえるんです。
ラ・バンク・ド・ロアがなぜオルゴールを大切にしているかというと、オルゴールには西洋のある地域の言い伝えで “幸せを閉じ込める力”があるといわれているからなんです。
結婚式に参加した皆さんとの思い出を一生忘れないように、というラ・バンク・ド・ロアの願いがオルゴールには込められています。
そして先ほど紹介した、大切な人と一緒に階段のバージンロードをのぼる時間もある、ラ・バンク・ド・ロアの挙式。建物自体が持つ“神聖さ”と、大切な人との近い距離感やオルゴールの音色がもたらす“ぬくもり”が調和したセレモニーは、映画で観たような王道の挙式を叶えつつ、普段の会話を楽しむように感謝の言葉を伝える機会となるでしょう。
出典:ラ・バンク・ド・ロア
4.まとめ|挙式をする理由から、理想のセレモニーが見える
一見流れが決まっているように見える挙式。しかし「こうでなければならない」という決まりはありません。むしろ結婚を誓う場だからこそ、どんなセレモニーにしたいのかをじっくりと考えることはとても大切です。
きっと式場見学をするなかでいくつかの素敵な挙式会場と出会い、悩んでしまうこともあるでしょう。そんなときは「なぜ挙式をするのか」を考え、その答えに合わせて挙式会場を選んでみませんか?
挙式をする理由を考えることで、自分たちがどんなセレモニーを理想としているかが見えてくるはずですよ。
出典:ラ・バンク・ド・ロア