弱点が見つからない!?至れり尽くせりの完璧レストランウエディング|アルジェント 取材記事
料理が美味しいのはもちろんのこと、アットホームな雰囲気や自由度の高さでも人気のレストランウエディング。ですが、いざ会場の動線をチェックしてみると結婚式に必要な場所や設備が不十分だったりして、不安を覚える新郎新婦も少なくありません。 そこで今回は、安心のレストランウエディングに定評ある「ひらまつ」が銀座に展開するレストラン「アルジェント」を取材。結婚式のゲストを完璧におもてなしするための至れり尽くせりな設備・動線についてうかがいました。 (取材・文:gensen wedding 編集部)
目次
出典:gensen wedding | アルジェント
1.遠方ゲストも嬉しい、東京駅から近い好立地
“ゲストファースト”という言葉がプレ花嫁さんの間でささやかれ始めています。
この言葉の中にあるのは、自分たちらしい結婚式にしたいけれど、自分のことよりゲストのことを考えて結婚式場を選びたい、という価値観。「これってゲストの満足度につながるかな?」という基準でものごとを判断する、想像力の高さの表れともいえるでしょう。
今回取材した「アルジェント」も、ゲストファーストの価値観をもったカップルが多く訪れる会場です。実際にあるカップルからは、「自分たちの好みだけで選べば緑豊かなガーデン付きの一軒家になるけれど、遠方から来てくれるゲストや家族、親族にとってアクセスしやすいのは?と考えたらここがいい、と思いました」という声もあったそう。
そんなアルジェントへのアクセスは、JR有楽町駅より徒歩約3分、東京メトロ各線銀座駅より徒歩約3分、銀座1丁目駅からは徒歩約2分。
関東在住のゲストにとっては説明不要なほど便利な場所にあって、東京駅からもタクシーで約5分ですから新幹線利用のゲストにも喜ばれそうです。
出典:gensen wedding | アルジェント
2.銀座の一等地で2フロア400坪を貸切
並木通りと銀座通りの間に位置するアルジェントは、銀座の一等地に2フロア400坪もの面積を有するラグジュアリーレストラン。
一般的にアクセスの良いレストランは空間の広がりが物足りなかったりしますが、その点アルジェントは広々とした2フロアが貸切になります。
ですが、ビルインのレストランにありがちな結婚式のための設備不足や、動線の難点、とりわけ開放感があるのかどうかが気になるところ。
早速、結婚式当日の動線に沿って案内していただきました。
出典:gensen wedding | アルジェント
2-1.ゲスト到着〜挙式までの動線が良い8階
3基完備のエレベーターで8階へ。扉が開くとそこは、ほのかな間接照明が幻想的な長いアプローチになっていて、一瞬にして別世界に引き込まれました。
聞けばオープン当初よりこだわったアルジェントの世界観だそうで、あえて採光窓を造らずダウンライトのアプローチにすることで、訪れたゲストを非日常へいざないたいとの想いが伝わってきます。
ワクワクしながら長いアプローチを抜けると、フロアの奥にはシックなインテリアのバーラウンジが。古き佳き銀座を思わせる、どっしりとした革張りのソファがゆったりと配されたこの空間は、親族控え室として利用することができます。
確かに結婚式当日、家族や親族は早めに到着されることが多いもの。また、今日この日に初めて顔を合わせる親族もいらっしゃるので、こういったリラックスできる空間があることによって、親族同士の挨拶も和やかに進みそうですね。
家族や親族といえば、結婚式当日に留袖の着付けやヘアセットを希望される方が多くいますが、着付けをお願いできなかったり、そもそもゲストの更衣室がないレストランは少なくありません。
その点アルジェントは、先ほどのバーラウンジの奥に3つのプライベートルームを完備。更衣室や控え室など自由に利用できるので、何かと荷物の多い家族や親族は助かりますし、会場で着付け後すぐに親族控え室へ挨拶に出向くことができるのも、新郎新婦の親御さまにとって良く考えられた動線だと感じました。
親族控え室と更衣室の並びにある、ひときわ大きな個室がブライズルーム。後ほど詳しくご紹介しますが、この個室の並びも結婚式当日の動線の良さにつながっています。
花嫁が支度をしながら、ちょっとお母さんを呼んでほしいと思ったとき。
バーラウンジに座っているおばあちゃんに、ドレス姿を見せに行きたいと思ったとき。
すぐそばに家族がいる、という動線の良さは花嫁にとって一番の安心ではないでしょうか。
また、エントランスのあるフロアにブライズルームがあるということは、続々と到着するゲストの賑わいをブライズルームにいながら感じたり、受付係を頼んだ友人が気軽に新郎新婦をたずねたりできます。このように結婚式当日の動線が良いことは、真のアットホームウエディングにつながっているのかもしれません。
出典:gensen wedding | アルジェント
2-2. 挙式のためだけに造られた大理石のチャペル
家族やゲストとの距離が近いアットホームウエディングに憧れて、レストランでの結婚式を検討している方も多いはず。レストランウエディングは確かにアットホームが特徴ではありますが、ホテルやゲストハウス、専門式場のようなチャペルはなくて簡易スペースだったり、挙式のためだけに神社や教会を探す必要があることも。
そんなレストランウエディングの弱点を見事にクリアしているのがアルジェントのチャペルでした。こちらはチャペルとして設計された空間で、大理石で統一された床のうちセンターのみ純白の大理石を敷いてバージンロードに。10mあるバージンロードの奥には窓があってやわらかな自然光が入り、ウエディングドレスに身を包んだ花嫁がとっても美しく映えるそうです。
また驚いたのが、音の響きが素晴らしいこと!木の壁面とアールを描く天井が音を反射して、その音を大理石の床が受け止めて音が対流するためか、音楽に身体が包み込まれているかのように心地よいのです。
結婚式当日は、世界にたった3台しかないパイプオルガンを弾くオルガニストとバイオリニスト、そして聖歌隊による生演奏が行われるそうですよ。
ここまでがアルジェントの8階。これまでのレストランウエディングの概念をくつがえすほど結婚式の設備が充実したフロアでした。
次は9階を見ていきましょう!
出典:gensen wedding | アルジェント
2-3.最大110名!パーティを楽しむための9階
アルジェントの9階は、幻想的な8階とうってかわって明るく開放的な雰囲気!
パーティ会場となるサロンは2面に大きな窓があって、天井が高めに造られているため開放的で広く感じました。
ただ広いだけではなく着席人数も重要です。というのも一般的なレストランの場合、招待できる人数が60名前後であることが多いのですが、アルジェントの9階サロンは50名〜最大110名まで招待可能。この点でもより多くのカップルに喜ばれそう!と嬉しくなりました。
40名以下の少人数の場合は、サロンに隣接するメインダイニングが利用できます。肝心のキッチンは9階にあるため、どちらの会場でもできたての料理を味わうことができるのは、まさにレストランウエディングの醍醐味。
ちなみにこちらのメインダイニング、ゲストの待ち合いスペースとしても利用できるため、友人ゲストは9階、家族・親族は8階と、待ち合いスペースを別々に用意することができるんです。これはゲストにとって嬉しい気配りですね。
出典:gensen wedding | アルジェント
3.ブライズルームというよりスイートルーム!
最後にブライズルームについて。ご存知の方も多いかと思いますがブライズルームを完備しているレストランはそう多くはありません。
アルジェントのブライズルームは親族控え室のある8階に位置し、角部屋で自然光がふんだんに入る明るい空間を白で統一された、新郎新婦のための特別なお部屋です。
ここが、とにかく広いんです!ブライズルームというよりホテルのスイートルームのようにラグジュアリーな空間で、支度するだけではなく家族や親族、友人を招き入れて写真を撮りたくなるほどオシャレ。
ここまで至れり尽くせりのレストランは、他に類を見ないのではないでしょうか。
4.まとめ|ゲストファーストなレストランに出会うために
銀座のレストラン「アルジェント」の充実の設備と、結婚式当日の動線のよさについてご紹介しました。
さすが「ひらまつ」が運営するレストランだけあって、非の打ちどころなくパーフェクトでした。
ここでもう一度、レストランウエディングの弱点となる5つのポイントをまとめてみます。
①交通アクセス
②貸切にできる空間面積
③ゲストの控え室や更衣室の有無
④ブライズルームの有無
⑤招待できる人数の幅
レストランウエディングを検討される方は、上記のポイントや式当日の動線を頭に浮かべながら見学してみてください。そのレストランが“ゲストファースト”であるかどうか、チェックできると思いますよ。
出典:gensen wedding | アルジェント