感動的な結婚式は音響とは!?シーンに合わせた選曲のコツ
結婚式に欠かせないのが音響です。それぞれのシーンにバッチリ合った音響は、グっと場を盛り上げる一方、合わない音響は残念な印象を与えかねません。シーンに応じた選び方のコツを知って、音響を効果的に取り入れましょう。
期待感を高めて…新郎新婦入場!
会場が真っ暗になって、ゲストのドキドキ感が高まるときです。イントロが短すぎるとあっけなく、長すぎるとダレてしまうので、適度な長さのものを選びましょう。
いわゆる「ウエディングソング」と呼ばれるみんなが知っている定番曲は、披露宴の始まりとしてふさわしい雰囲気を出せます。
乾杯はテンションを上げていこう!
ゲストと一緒に「乾杯!」と高まったテンションを、音響でさらに盛り上げます。そのため、静かなイントロやゆっくりとした曲よりも、明るく勢いのある曲がピッタリです。印象的なイントロや、サビから始まる曲が良いですね。
乾杯後は歓談へと移ります。音響が会話の邪魔にならないよう、ジャズやボサノバなど軽く聞き流せてリラックスできる曲を選んでください。
ケーキ入刀はイントロの長さを考慮
ケーキ入刀は、高砂からケーキの前まで移動したりスタッフから説明を受けたり準備時間が必要です。ケーキ入刀時にサビが来るよう、イントロは長めのものが良いでしょう。
ふたりの幸せ感が伝わる曲がおすすめです。そのまま写真撮影タイムとなりますので、サビも長いとベストです。
ムードたっぷりのキャンドルサービス
暗くした会場にキャンドルの灯りがともる、ロマンチックな演出のキャンドルサービス。音響もロマンチックでムードのある曲がよく合います。ゆっくりとテーブルを回っていくため、しっとりしたバラードがテンポも雰囲気もマッチします。
ふたりの思い出の曲を流して、司会者にコメントを入れてもらうのも盛り上がります。
手紙朗読は静かな音響で
新婦から両親への手紙は、ゲストの涙を誘うシーンですね。新婦の声をかき消さないように、音響も控えめにします。
ピアノやオルゴールなどのインストゥルメンタル(歌なし)が良いでしょう。歌詞があると、新婦の言葉とかぶりやすくなります。どうしても歌詞のある曲を選びたい場合は、かなり音量を下げてもらいましょう。
おわりに
結婚式の音響は、ふたりの好きな曲をただ流せばいいのではなく、メリハリが大切です。選び方のコツを参考にしながら、ふたりの好みやセンスを生かして選曲しましょう。
音響が結婚式の雰囲気を左右すると言っても、過言ではありません。シーンにピッタリ合った音響で、より感動的な結婚式を演出してください。