「ふたりらしさ」がキラリ☆ 結婚式でオリジナル感を出すコツとは?
「誰にも真似できない結婚式を挙げたい」 「これまで参加した結婚式とは違うものにしたい」 「私たちらしいねと言われる式にしたい」 このようなオリジナル感あふれる結婚式を挙げたいと考えている人は、結構多いと思います。でもいざ「オリジナル」「ふたりらしさ」を形にするとなると難しいものです。 そこで今回は、さまざまなテーマウエディングを形にしてきた「ザコンチネンタル横浜」に、結婚式でオリジナル感を出すコツについてうかがってきました。 (取材:gensen wedding 編集部/文:クリス)
目次
出典:gensen wedding | ザ コンチネンタル横浜
1.これまでのふたりをとことん深掘り!理想の結婚式を左右するテーマ決めに必要なこと
「どんな結婚式にしたいですか?」
こう聞かれて、すらすらと答えられますか? 意外に具体的なイメージを言葉にするのは難しいと思います。
そんなふたりの結婚式の指針を決めるお手伝いをしてくれる心強い味方となってくれるのが、ウエディングプランナーです。
おそらくプランナーさんと初めて打ち合わせをすると、「想像以上に私たちのことを聞かれたな」と感じると思います。
でもその “想像以上” のヒアリングでこれまでのふたりのことを深堀りできるかどうかが、結婚式のテーマ決め、そして理想の結婚式の実現に関わってくるのです。
だから多くの式場のプランナーさんは、ヒアリングに力を入れています。
今回話をうかがった『ザ コンチネンタル横浜』のプランナーさんも、ふたりのことを前のめりに聞いてくる、ヒアリングの達人。
ただ聞くだけでなく、世間話1つからも、ふたりの人となりをくみ取ってくれます。そんなプランナーさんだから、「まだぼんやりとしか決まっていない」というふたりの結婚式のイメージを、具体的に結婚式のテーマへと導いてくれるのです。
そんな『ザ コンチネンタル横浜』では、どのようなテーマを提案してきたのかをご紹介します。
出典:gensen wedding | ザ コンチネンタル横浜
1-1.演劇と人生を結婚式に
小学生の頃に出会った新郎新婦の思い出は、演劇で一緒に演じた『スイミー』。みんなの力を合わせることで大きな力となるというメッセージが込められた物語を、結婚式のテーマにすることになりました。
このストーリーや小学校での出会いを結婚式で表現できないかと考えた時に、参加者全員で楽しめることを盛り込もうとなったそうです。
そして、小学校での出会いと『スイミー』のストーリーを絡めて、式が始まる前の進行に「全員での準備体操」を組み込むことに!
結婚式でみんな一緒に準備体操をするというユニークな演出は、多くのゲストが肩の力を抜いて結婚式を楽しむきっかけになったそうですよ。
1-2.身近にある小さな幸せが、ふたりの永遠のテーマに
次は、身近にある何気ない幸せ、日常にありふれた幸せを、ずっと幸せだと感じられる夫婦であり続けたい、という結婚式テーマを設けた新郎新婦の事例。
結婚式当日に、ゲストへ「あなたにとって小さな幸せとは?」という問いが書かれた用紙を配り、1人ひとりに書いてもらうことにしました。
「子供が笑った」「仕事の後の1杯ビールがおいしかった」など、ゲストが感じた日々の小さな幸せが書かれた用紙を、ふたりは各席をまわりながらボックスに集めます。
そして結婚式の最後に、その日集めたみんなの「小さな幸せ」をお守り代わりに、これから先の人生を大切に過ごしていきたいと宣言。
もしも忘れてしまいそうになった時は、そのボックスを開けて、結婚式で誓ったふたりの想いを改めて確認していくことをみんなの前で誓ったそうです。
結婚式のテーマがこれから先のふたりのテーマとなる。そんな瞬間に立ち会ったゲストの顔からは、笑顔があふれていたそうです。
1-3.出会いのきっかけをDIYで表現
鳥人間サークル仲間だった新郎新婦の事例では、紙飛行機を式場のあちこちに取り入れることに。席札を飛行機にしたり、飛距離を飛ばすアイテムが作れるエリアを設けたり、会場内に飛行コーナーをつくったりなど…。
鳥人間の話を最初のヒアリングでとことん掘り下げて、新郎新婦と一緒に楽しく準備を進めていったそうですよ。
このように『ザ コンチネンタル横浜』は、テーマが全く異なる結婚式を数多くサポートしてきました。そしてそのテーマのもととなるのはやはり、出会いのストーリーや日々大切にしていることなど、ふたりのこれまでの人生。
これをどれだけ深掘りできるかが、ふたりらしい結婚式を実現できるかどうかを左右するのです。
出典:gensen wedding | ザ コンチネンタル横浜
2.おいしいおもてなしで魅せる、ふたりらしさ
ふたりらしさが光る結婚式は、空間や進行だけではなく、料理やドリンクなどのおいしいおもてなしでも表現できます。
数々のテーマウエディングを手掛けてきた『ザ コンチネンタル横浜』は、数々のオリジナルのおいしいおもてなしもお手伝いしてきたそうですよ。
出典:gensen wedding | ザ コンチネンタル横浜
2-1.ふたりの結婚式だけのオリジナルカクテル
『ザ コンチネンタル横浜』では、ウェルカムドリンクにオリジナルカクテルを提案してくれます。
先ほど紹介した『スイミー』をテーマにしたカップルの時は、スイミーに見立てた魚がグラスに浮かんでいるようなオリジナルカクテルを作ったんだとか。
また結婚式では珍しい色のオリジナルカクテルにも挑戦!スターウォーズが好きで、なおかつ「黒の」ダースベイダーをテーマにしたいという新郎新婦のために、サービスマンと協力してオリジナルの1杯を考案したそうです。
コーヒーで作ったダースベイダーの型を、シャンパンを注いだグラスに入れ、さらにライトセーバーをイメージしたいろんな色のストローを添えたカクテルを作りました。
インスタ映えすることはもちろんですが、一体どんな味なのか気になりますよね。
2-2.ケーキ入刀をアレンジ!
オリジナルのおいしいおもてなしは、結婚式の定番演出にも。
アルバイト先のハンバーガーショップで出会った新郎新婦の事例では、ケーキカットではなくハンバーガーカットを採用。大きなパンとパティでつくったハンバーガーをカットしたんだとか!
ハンバーガーカットをするふたりをみて、「とてもふたりらしいね」とゲストもとても楽しんでいたそうです。
定番の演出にも、ふたりらしさを取り入れることは可能なんですね。
2-3.ふたりの思い出の味を共有!
前菜から自分たちだけのオリジナルコースをつくれる、プリフィックススタイルを採用している『ザ コンチネンタル横浜』。
大学の料理サークルで出会ったおふたりからの、学園祭で毎年出していたメニューを再現しつつプロのひと工夫を加えて出したい、という要望にもしっかりと応えた事例がありました。
バージョンアップした懐かしい料理に、大学時代のサークル仲間がとても喜んでくれたそうです。また、一工夫くわえたレシピはゲストにも配布し、ふたりの思い出をアップデートした味をゲストにも共有したんだとか。
ふたりの思い出の味は、他の結婚式では絶対に食べられない1品ですよね!
2-4.食材調達も自分たちで! 収穫ウエディング
料理に使用する食材も、柔軟に対応してくれるのが『ザ コンチネンタル横浜』。
おばあさまが丹精込めてつくったさつまいもでポタージュをつくったという事例もあります。それだけではなく、新郎新婦が自ら収穫した野菜を使ったメニューもつくってくれるんです!
三浦の農家と提携している『ザ コンチネンタル横浜』では、そこで実際に収穫している映像を撮影し、当日その様子を会場で上映し、映像と連動させて料理を出すという演出ができます。
実際にこの演出は、料理にこめた想いやこだわりを楽しくゲストに伝えられると好評なんだとか。
料理でふたりらしさ、オリジナル感を出すのは難しいと考える方もいらっしゃると思います。
しかし近年では、プリフィックススタイルを採用している式場も増えています。つまり、“おいしい”の中にもふたりらしさをつめこむことは十分可能なのです。
出典:gensen wedding | ザ コンチネンタル横浜
3.まとめ|ふたりの人生と想いが、オリジナルウエディングには欠かせない!
今回ご紹介した『ザ コンチネンタル横浜』の結婚式事例には、どれも新郎新婦の想いや人生が反映されていたと思います。
結婚式のテーマを決めるとなると、少しハードルの高さを感じてしまう方もいるかもしれません。
でもそんなに難しいことと考えず、ふたりがこれまでどのような人生を歩んできたのか、その人生の中で大切にしてきたことは何なのかなどから紐解けば、テーマは自然と決まっていくものです。
そしてその人生や想いは、誰とも被ることはありません。だからこそ、しっかり自分たちのことを深掘りすることが、オリジナル感あふれる結婚式づくりにつながるのです。
「ふたりらしさ」が輝く結婚式をつくるために、自分たちのことを深く振り返ってみませんか?
出典:gensen wedding | ザ コンチネンタル横浜