結婚式の総本山・雅叙園の一角に佇む一軒家レストランに秘められた式場スタッフの想い

新しい会場をオープンしたり、すでにある会場をリニューアルしたりする際、企業側はその時代に合ったコンセプトや最先端のトレンドを積極的に取り入れます。だからこそ私たちは、どんな会場ができたんだろう?とワクワクしますし、その一方で、老舗系ブランドが作った新しい会場にブレない安定感を感じると、嬉しくなると同時にさすがだなぁ!とも思うのです。 このように、私たちのワクワクや感動を創出しているのは会場を運営する企業の経営陣。普段お顔を見る機会もない方々であることがほとんどですが、今回の新会場の仕掛け人は現場で働くスタッフさんたちでした。伝統と革新を両立させ、何代にも愛される結婚式場でありたいという、雅叙園のスタッフの想い。それが、結婚式会場としても注目が集まる一軒家レストラン「リストランテ・カノビアーノ」を雅叙園に誕生させました。

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カノビアーノ

出典:gensen wedding | リストランテ カノビアーノ

 

1.舞台は約90年の歴史をもつ「ホテル雅叙園東京」

現場スタッフの声が企業のトップを動かした、その舞台は「ホテル雅叙園東京」。2017年4月、「目黒雅叙園」より施設名称を変更し、大々的なリブランドをしたことでも話題を集めました。

創業は1928年(昭和3年)。なんと、約90年もの歴史をもつ日本初の総合結婚式場です。
昭和初期というと、現在の新郎新婦さんのおじいさま、おばあさまの時代でしょうか。当時はまだ結婚披露宴をおこなうという文化が根付いておらず、街の写真館で記念写真を撮るのが主流だったそうです。そんな中で開業した「旧・目黒雅叙園」は、高級料亭で結婚披露宴をおこなうという新しいスタイルを世に打ち出し大成功をおさめます。

これが現在のウエディングのルーツとも言われていて、現にその後、全国各地のホテルや結婚式場で結婚披露宴がおこなわれるようになったのです。

雅叙園

出典:gensen wedding | ホテル雅叙園東京

 

2.雅叙園の一角に佇むチャペルに、次第に注目が集まって

日本における結婚式文化の生みの親、ともいえる「ホテル雅叙園東京」。約90年のあいだに手がけた結婚式はおよそ22万組(!)で、中には親子3世代にわたって「ここで結婚式をした」というケースも少なくないのだそうです。だからこそスタッフさんたちの結婚式に対する想いには並々ならぬものがあり、なんとか一組でも多くの新郎新婦さんに、より良いウエディングを提供したいという気持ちが根付いています。

そんなスタッフさんたちのあいだで、数年前より頻繁に話題に上っていたのが、広大な敷地の一角に佇むチャペル。2011年に建てられた、「ホテル雅叙園東京」でいちばん新しいチャペルでした。

「雅叙園の数ある挙式場の1つとして選んでいただくのもいいけれど、チャペルだけにしておくのはもったいない建物ですよね」
「そもそも雅叙園は『移動が少なく利便性に優れた結婚式場』。このポリシーを注入して、チャペルとバンケットからなる一軒家タイプの会場にしては?」
「貸切で、おふたりらしさを大切にしつつ、親御さまにも喜んでいただける、そんな会場をつくりたい!」
こうして自然とディスカッションが重ねられ、具体的なプランが立ち上がり、そしてついに新しい会場が誕生したのです。

カノビアーノ

出典:gensen wedding | リストランテ カノビアーノ

 

3.有名シェフを招いて念願の一軒家レストランが雅叙園の中に誕生!

新しい会場の名前は「リストランテ カノビアーノ」。ご存知の方も多いはず、代官山をはじめ全国各地に展開しているイタリアンの名店です。

シェフの植竹隆政氏は、京野菜や加賀野菜など日本オリジナルの野菜がもつ可能性に早くから着目し、イタリアンの代名詞ともいえるニンニクや唐辛子、バターや生クリームなどの動物性油脂を極力使わず、素材そのものの旨みを引き出す独自の調理法によって「自然派イタリアン」のジャンルを切り拓きました。

かの有名な料理対決のテレビ番組で、日本料理の鉄人に勝利したことで一躍有名になり、「代官山カノビアーノ」は予約が取れないイタリアンレストランとしても話題に。そんな人気店が「ホテル雅叙園東京」内に移転して2017年5月、一軒家レストランとしてグランドオープンしたのです。

ところで、新しい会場をつくるにあたって植竹シェフのレストランを誘致したのはなぜでしょうか?実はこれこそ、「ホテル雅叙園東京」で働くスタッフさんたちの想いをかたちにする重要な要素だったのです。

カノビアーノ

出典:gensen wedding | リストランテ カノビアーノ

 

4.ウエディングのコンセプトは「伝統・革新・元年」

リストランテ カノビアーノ」のウエディングコンセプトは「伝統・革新・元年」。昭和3年の創業以来ずっと大切に受け継がれてきた雅叙園の伝統を未来へ継承し、自分たちらしさを大切にしたいと願う時代のニーズに合わせてより良いかたちに進化させたい。そして、結婚式の後はまたいつでもおふたりの“原点”として戻ってきてもらえる場所でありたい…。そんなスタッフさんたちの想いが込められています。

実際に見学してみると、1階に上質かつ開放感あふれるバンケットと自然を感じるガーデンテラス、エレベーターで2階に上がるとスケール感のある本格的なチャペルがあり、この一軒家の中で挙式から披露宴まで完結するようになっています。それはまさに今の若い新郎新婦さんのニーズに寄り添った空間です。

また、伝統ある「雅叙園ブランド」が親御さま世代への安心感につながるでしょう。そして将来、結婚式を行なったこのレストランを再び訪れて食事をすれば、結婚当初の若い頃の思い出に浸ることができるでしょう。これも大きな魅力です。

カノビアーノ

出典:gensen wedding | リストランテ カノビアーノ

カノビアーノ

出典:gensen wedding | リストランテ カノビアーノ

 

5.まとめ

いかがでしたか?あの「代官山カノビアーノ」が「ホテル雅叙園東京」に移転オープンした、というニュースは食通のあいだでも話題になっていましたが、その背景には、「ホテル雅叙園東京」のスタッフさんたちによる熱意の結集があったんですね。

ちなみに「リストランテ カノビアーノ」の第1号カップルさんは、おじいさま・おばあさまが目黒雅叙園で結婚式を挙げられていたという話を聞き、私たち取材チームは、あらためて約90年という歴史の重みを実感! 新しい家族の歴史を、「ホテル雅叙園東京」と「リストランテ カノビアーノ」という伝統と革新が融合するこの場所で、紡いでいくのはいかがでしょうか。

カノビアーノ

出典:gensen wedding | リストランテ カノビアーノ

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