一軒家を貸し切って行うゲストハウスウエディングとは?
貸し切りの一軒家を会場にして行う結婚式は、ゲストハウスウエディングと呼ばれています。通常の結婚式とは異なる魅力があり、新しい結婚式として人気を集めています。今回はゲストハウスウエディングの特徴や注意点を解説します。
ゲストハウスウエディングの魅力は?
会場となるゲストハウスは、新郎新婦とゲストのプライベート空間です。ホテルウエディングなどの会場と異なり、基本的には自分たちの関係者以外はいません。そのため最初から終わりまで、アットホームな雰囲気で挙式を行えるメリットがあります。新郎新婦もゲストも肩肘を貼らずに、気軽にコミュニケーションをとれます。
挙式の流れは決まっている?
ゲストハウスウエディングは通常の結婚式のように、挙式を行ってから披露宴を行うのが一般的ですが、時間によってはウエディングパーティのあとに、アフターセレモニーとして挙式を行うといった、自由な進行を組めるところもあります。1日に多くのカップルが挙式する結婚式場と異なり、時間的な制約は緩いといえます。流れや時間配分にそれほど神経を費やす必要はありません。
準備のポイントは?
準備を行う際に重要なのは、会場の確保を早く行うことです。ゲストハウスウエディングの会場は、1日に1組しか挙式できないことがよくあります。見学をして気に入ったら、すぐに予約状況を確認して、空いている日を押さえておいた方が良いです。見学の際はチャペルの有無やガーデンの大きさなどを確認しましょう。
ゲストハウスならではの演出
ゲストハウスウエディングでは、アイデア次第で会場の特徴を活かしたさまざまな演出を行えます。たとえば会場にプールがある場合、夏はプールサイドで優雅に涼みながらデザートビュッフェを楽しめます。海外の邸宅のような素敵な会場の場合、多くのお洒落なスポットでゲストと一緒に撮影会を楽しむことも可能です。
ゲストハウスウエディングの注意点は?
ゲストハウスウエディングでは屋外で演出を行うことも多いです。しかし天候が悪いと演出を中止せざるをえません。そのため雨天に備えた演出も考えておく必要があります。また通常の結婚式しか出席した経験がないゲストは、自由な雰囲気に戸惑うかもしれません。特に年配者が多い場合には、最初に過ごし方を説明しておくのが無難です。
おわりに
オリジナリティの高い結婚式を挙げたいカップルに、ゲストハウスウエディングは適しています。
しかし、あれもこれもと盛り込み過ぎると予算が足りなくなってしまうかもしれません。一つひとつ費用を考えながら厳選することが大切です。また郊外にあることが多いので、アクセス手段について問題がないかを確認することも忘れないようにしましょう。