結婚式の集合写真とは
結婚式によっては、挙式のあとに親族だけの集合写真を取ったりすることもあります。 通常はプロのカメラマンが配置を考えて人を並ばせ、プロの技で素敵な集合写真を撮ってくれるでしょう。 しかし自分のカメラで収めたいときや、急に集合写真を撮るから集まるよう言われた時は、少しの配慮が必要です。
親族の集合写真は並び方が決まっている
結婚式における集合写真は、新郎新婦を中心とした並び方が一般的です。親族の集合写真においては、新郎新婦を写真の真ん中とし、左右にその両親、その隣に祖父母となります。
ひな壇が3段あるとしたら1段目に新郎新婦と両親たちが座り、2段目は新郎新婦の兄弟、叔父、叔母、そして3段目にはいとこなどのやや遠縁の親戚が座ります。
高齢の方や子供にも気を配ろう
基本的に親族の集合写真は、血縁の近い順から新郎新婦に近い1段目の場所に座りますが、高齢の叔父がいたり赤ちゃんを抱っこしていたりするような親戚がいる場合は、椅子に座ってもらうなどの配慮をしましょう。
また乳幼児はなかなか集合写真を撮る時にじっとしていられないことがあります。多くの場合カメラマンがおもちゃなどを鳴らして合図してくれるので、大人はそれに合わせて笑顔を作るようにしましょう。
自分ではあえてメイクなどは直さない
集合写真を撮るとなると、特に花嫁さんはメイクが崩れていないか気になることでしょう。つい自分で前髪をいじったり目元のメイクを直したりしたくなりますが、結婚式における集合写真は基本的にすべてプロに任せるのがおすすめです。
写真を撮る時のために、普段のメイクとは違う落ちにくいお化粧を施してくれていることが多いので、あまり化粧崩れは気にしなくても大丈夫です。異変があればメイクさんやカメラマンがさりげなく直してくれるので、自分は写真を撮られることを意識して笑顔を作りましょう。
スナップカメラマンによる集合写真も人気
結婚式の集合写真と言えば、挙式が終わったあとに親族だけ別室に移って集合写真を撮ることが多いです。
その他、挙式後に撮影する「全体集合写真」や、再入場時に撮影する「各卓写真」などがありますが、会場によっては全体集合写真が撮れない場合や、各卓写真を撮るだけでも別途費用がかかる会場もありますので、式場決定前にしっかりと確認が必要です。
写真を撮って良いか確認しておくことが大事
気づかないうちに誰かが撮った写真を勝手にSNS上にアップされていることもあります。
結婚式というおめでたい場所で写真を拒否する人は少ないかもしれませんが、ゲストの中には写真が苦手な人もいます。招待客を招く新郎新婦としては、できる範囲で良いので写真を撮って良いかゲストに確認しておくと良いでしょう。
おわりに
結婚式の集合写真は親族のみで撮られることが多いですが、式場によっては呼ばれたゲスト全員の集合写真を自然な形で撮ることもあるようです。
新郎新婦にとってその写真は一生忘れることのできない素敵な一枚となるでしょう。みんなが素敵な笑顔で写真に写ることができるよう、さりげない配慮ができたら良いですね。