結婚式のエンドロールにこだわりを見せて感謝を伝えよう
最近の結婚式ではクライマックスにエンドロールを上映し、出席者に感謝を表現したり、会場を盛り上げたりすることが増えました。 ここでは、そんなエンドロールに関するさまざまな工夫を紹介していきます。
エンドロールでは出席者を五十音順にしてみる
映画のエンドロールであれば主役から順番に大きな役のキャストが上に位置しています。
しかし、結婚式では出席者全員が主役のようなものです。全員に気持ちよく余韻を残してもらうためには、あえて肩書きや年齢にこだわらず五十音順の並びにすると出席者ごとに差が目立ちにくくなります。
念のため、必ず「五十音順」のクレジットは入れておきましょう。
写真のバリエーションは豊かに
エンドクレジットでは背景に映る映像や写真の選択も重要です。
せっかくの結婚式だから新郎新婦の写真で埋め尽くしたい気持ちは分かりますが、エンドロールは出席者への感謝を示す時間です。できる限り出席者全員の顔が映るよう、写真のバリエーションは豊かにしましょう。
家族や友人に写真提供の協力を頼んでおくとスムーズに制作できます。
映像をその日のうちに編集しよう
最近多くなっているパターンは、エンドロールで使う映像や写真素材を式中に撮影、編集してしまうことです。
プロの映像スタッフが制作を行い、さきほどまでの名場面がダイジェストで映されるので、盛り上がりが期待できます。どうしても感謝を伝えたい人がいれば、あらかじめ映しておいてもらうよう、スタッフに依頼しておきましょう。
感謝の言葉はシンプルかつストレートに
エンドロールの締めは出席者への感謝の言葉で迎えるのが一般的です。
このとき、長すぎる文章にしたり、笑いを取りにいったりするのは避けたほうが賢明です。一生に何度もあるわけではない結婚式くらい、ふだん言えない感謝の言葉をシンプルかつストレートに表現しましょう。
そして、これから家庭を築いていく決意を表すことも大切です。
一人一人に違うメッセージを贈ろう
エンドロールでは一人一人の名前の隣にメッセージを添えることも効果的です。
全員まとめて同じ言葉を贈るよりも、より思い出を大切にした言葉が出てくるので感動が深まるでしょう。準備に時間がかかってしまいますが、出席者の喜ぶ顔を思い浮かべ、言葉を綴るのは大切な時間になるはずです。
まとめ
素敵なエンドロールは結婚式の余韻になります。
幸福と祝福に満ちた結婚式の光景と、出席者との思い出がエンドロールによって蘇ります。結婚式で最高のクライマックスを迎えるためにエンドロールにはこだわりましょう。