ゲストの思い出に残る一皿を。婚礼料理にとっておきのおもてなしをこめるためにできる工夫とは?|アルカンシエル南青山取材記事
結婚式でゲストと一緒に楽しい時間を過ごすために欠かせないのが、婚礼料理。近年gensen weddingにも「ゲストに満足してもらえる料理にこだわりたい」という声が多数寄せられています。
しかし何をどうこだわればゲストの満足度につながるのか分からないものですよね。
そこで今回は、「おいしかった」「これまでになかった」とゲストから婚礼料理に喜びの声がたくさん届いている「アルカンシエル南青山」に取材をし、料理にこだわりたい人が式場選びや打ち合わせで意識すべきポイントを伺いました。(取材:gensen wedding 編集部/文:クリス)
目次
出典:アルカンシエル南青山
1. 「ふたりのストーリーを婚礼料理にこめる」というおもてなし
前菜からデザートまでの1皿1皿を自分たちで選びオリジナルコースをつくりあげていく“プリフィックス”スタイル。
新郎新婦の地元の食材を織りこんだ、おふたりの結婚式でしか味わえない一皿。
このように多くの結婚式場では近年、「これまでにない」「私たちの結婚式でしか味わえない」料理でゲストを満足させたいという新郎新婦の願いに応えるため、オリジナルメニューづくりに力を入れています。
今回取材をしたアルカンシエル南青山も、料理のおいしさはもちろん、オリジナルメニュー作りへの対応のよさに喜びの声が届く式場です。
例えば出身地ならではの一皿。新潟出身のかたの結婚式では、魚沼地方発祥の「へぎそば」をコースの締めに出したそう。
また京都出身のかたの結婚式では、地元名産のゆずをコースにふんだんに使用。愛媛出身のかたのビュッフェにはポンジュースを取り入れたんだとか。
さらにご家族が大切に育てた食材を使った料理も。新婦さまのご実家で育てられたプチトマトをコースに使ったり、おばあさまが丹精込めてつくったお米でお茶漬けを出したりして、ご家族とのつながりが見えるような一皿をゲストに届けました。
このようなオリジナル料理のおもてなしができる理由は、いたってシンプル。ふたりが料理にこめたい想いをプランナーが丁寧にヒアリングするから。
打ち合わせで信頼関係を築いてきたプランナーだけでなく希望すればシェフへの相談も可能なので、料理のプロから自分たちだけの一皿をよりおいしくするための提案を受けられるのです。
「おいしい+ふたりの物語」というそこでしか味わえないコース料理は、ゲストの心にもしっかりと残る、すてきなおもてなしとなるでしょう。
出典:アルカンシエル南青山
2. 聴いて、嗅いで、見て、味わって。感覚をフル稼働して楽しむ婚礼料理
オリジナルメニューと同じくらい、結婚式場でよく見られるようになった料理の変化が、もうひとつ。それは、オープンキッチンです。
オープンキッチンの魅力はなんといっても、そのライブ感。これまでの結婚式ではなかなか見えなかった料理ができあがる工程も楽しめるとあって、ゲストにも好評です。
アルカンシエル南青山にも、ライブ感たっぷりのオープンキッチンがあります。しかも3つあるパーティー会場すべてに、オープンキッチンが併設されているのです。
耳に届くのは、ジュワッ、ジュージュー、グツグツ……といった、食欲をそそる音。そして同時に、「どんな味わいなんだろう」と期待ふくらむ香りが鼻をくすぐります。
そしていざテーブルに運ばれてきた料理は、写真におさめたい芸術的な一皿。食べるのがもったいないとすら感じながら口に入れると、一気に口の中が多幸感で満たされます。
そしてこの幸せは、前菜からデザートまで続くのです。
ちなみにアルカンシエル南青山のコース料理は、13,000円~25,000円までの全8コース。
どのコースを選んでもきっと満足できる内容だと思いますが、やはり名物として人気なのは牛フィレ肉とフォアグラを使用した「ロッシーニスタイル」。アルカンシエル南青山では七黒米のリゾットの上にこの贅沢な食材をのせ、さらにネギと柚子胡椒を添えた和フレンチテイストの“ロッシーニ”が味わえます。
お客さまのアンケートでも、この料理に「おいしい」というコメントがたくさん届くそうです。
そして式場が提案しているどのコースの食材も、シェフが自分で食材の産地へ直接出向き、「おいしい」と思ったものを厳選しているんだとか。
ゲストに食事の時間をとことん楽しんでほしいと思っているかたは、耳と鼻、目、そして舌で料理が味わえるオープンキッチン併設の式場を検討してみてはいかがでしょうか。
出典:アルカンシエル南青山
3. 婚礼料理にも選択肢はつくれる! おもてなしに選ぶ楽しさを
多くのカップルが婚礼料理にこだわるなかで頭を悩ませるのが、好みの問題。ゲスト一人ひとりのリクエストに応えたいところですが、規模が大きければ100人以上にもなる結婚式。
それぞれのゲストに全く別の料理を同時につくり続けるのは、現実的に難しいでしょう。
ただ料理そのものを変えるのは難しくても、料理にかけるソースを変えることはできます。実際にこの取り組みをしているのが、アルカンシエル南青山です。
アルカンシエル南青山では、和風と洋風の2種類のソースを用意しています。つまり、ゲストが料理の仕上げを選べるのです。
味の好みはもちろん、その日の気分や料理に合わせてソースを選べるこのサービスは、ゲストにも好評なんだとか。
またアルカンシエル南青山で選べるのは、ソースだけではありません。サービススタッフさんがテーブルに持ってきてくれる焼き立てのパンも、5〜6種類から選べます。
しかもうれしいことに食べ放題! お腹もしっかり満たされます。
さらにデザートはビュッフェスタイルを採用。
しかもアルカンシエル南青山では、席を立って取りに行くスタイルではなく、アフタヌーンティーのようにティースタンドを使ってテーブルに運ばれてきたスイーツのなかから選べるようになっているので、足腰の弱い方やビュッフェを遠慮しがちなご親族もデザートまでしっかりと楽しめるのです。
一般的に婚礼料理に「選択肢」をつくるのは難しいとされています。もしゲストに「選ぶ楽しさ」も届けたいとお考えのかたは、式場見学の時に相談してみてはいかがでしょうか。
出典:アルカンシエル南青山
4. まとめ|“自由”に“あらゆる感覚”で楽しむことで花開く「ここでしか味わえない婚礼料理」
婚礼料理は式場のつくりや衛生面などのルールとも深くかかわるため、おふたりの希望が必ずしも通らないこともあります。
しかしルールのなかでも、自由に楽しむことは十分に可能です。また料理のリクエストに応えられる式場も増えてきています。
だから「こんな希望、通らないよね」と諦めず、実現したい料理の要望を式場見学の際にきちんと伝えてみてください。
きっと、おふたりの要望を一緒に楽しみながら形にしてくれる式場が見つかるはずです。
「料理にこだわりたい」
この想いは、ゲストを笑顔にしたいというやさしいふたりだからこそ持てたものでしょう。そんなおふたりのやさしさは、料理を通して伝えられるとgensen weddingは信じています。
出典:アルカンシエル南青山