「本当のマタニティウエディング」ってなに??
授かり婚といえば、結婚式を身内だけでシンプルに済ませようか、それとも今後の負担も考えて子どもが生まれて落ち着いてからにしようかな、、と考える方が多いかもしれませんね。 「マタニティウエディング」や「パパママ婚」といったプランは調べると出てきますが、どれも、【おいそぎ】でも【シンプル】に、【安く】挙げられますよ、ぐらいで、具体的な内容ってイメージが湧かない方も多いようです。今回は、マタニティだからこそできる、そんな素敵なプロデュースノートを2つご紹介いたします。
目次
挙式を挙げる理由は、親子の絆と感謝
結婚式といえば、バージンロードを歩く花嫁の姿を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。お母さまが娘のために行う、最後の身支度となるベールダウンや、お父さまと歩くバージンロード。授かり婚だからこそ、その意味がいっそう深まります。
プロデュースノート『ツナグ』でも、『for somebody』でも、華美な演出を行うのではなく、新たな命を授かり、母となる身だからこそ感じる想いを胸に、新婦がお母さまからベールダウンをしていただく姿は、ゲストの心を揺さぶり、感動が広がっていきます。
”これからは一人の女性として、将来、母親になる花嫁様の先輩として、良きアドバイザーになってね
でも、時には今までどおり、私のお母さん。甘えさせてくださいね ” 「『ツナグ』より抜粋」
ゲストに見守られるなかで、ナチュラルな雰囲気と、凛とした、これからのけじめの想いを込めた挙式、授かり婚だからこそ、いっそう感じられる瞬間ではないでしょうか。
新郎新婦のおふたりがこれまでお世話になってきた人たちだからこそ、おふたりのことをとてもよくわかってくださっている人たちだからこそ、これから生まれてくる子どものことも、同じぐらい可愛がってほしいですよね。
プロデュースノート『ツナグ』では、これから生まれてくる子どもの為に、ゲスト全員でお名前を考えるお時間を設けます。
新郎の親戚の叔父さんは、屈託のない笑顔で走り回っていた新郎の子どもの頃を思い出しながら、学生時代、いろんな話を遅くまで語り合った新婦のご友人は、いつも相談を乗ってくれた新婦の真剣な眼差しを思い返しながら、これから生まれてくるふたりの子どもの未来に想いを馳せ、お名前を考えます。
きっと、子どもが生まれてくるときには、「私たち全員が貴方の名づけ親なんだよ」と、ゲスト全員に待ち望まれ、いっそうの祝福が届けられることでしょう。
挙式後にチャペルにて行う、お子さまを祝福する、未来のセレモニー by『for somebody』
プロデュースノート『for somebody』では、これから生まれるお子さまへ向けたメッセージをゲストから集めるチャペルでのセレモニーを行います。
チャペルをもう一度使うことなんてできるの!?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、貸切のゲストハウスのなかには、自由にチャペルやパーティ会場を使うことができるところがあります。これは、マタニティウエディングのためのプロデュースノートで、しっかりと企画を考えるからこそできる方法。
会場のスペックに合わせてどんなことができるのかを考えるのではなく、おふたりが大事にされたいことを実現するために会場を探すことができるのが魅力ですね。
さて、チャペルで行うセレモニーですが、お子さまからへ向けたショートスピーチを、サプライズで新郎新婦指名で1名ずつ、そしてご両家の親御様から、そして新郎から、新婦から、想いを語っていただきます。さいごに、ゲスト全員で、お子さまへ向けた応援を―――。
3年後、お子さまが大きくなられたときにその記録DVDを鑑賞するのです。
「こんなにも貴方はみんなに期待され、おなかの中にいるときから愛されていたんだよ」お子さまの成長がいっそう待ち遠しくなるようなセレモニーですね。
実は授かり婚は費用的にも優しい!?
ここまでお読みになってお気づきかもしれませんが、実は通常の結婚式以上に、意味・意義が深いマタニティウエディングでは、しっかりとコンセプトを決めることで、「お子さま」をテーマに演出が繰り広げることができますので、そうすると華美な演出をする必要がなく、結果、費用的に抑えられることも多くあるのです。
もちろん、会場によっては時期が近いとお得になることも多くあり、自己負担を極力抑えることができますので、実は「お金のことが心配だから挙げないでおこう・・・」ということにならなくて済むんです!負担をかけずに挙げられて、お子さまとともにおふたりも祝福してもらえるのであれば、絶対挙げたくなっちゃいますね。
マタニティウエディングに適した会場・環境とは
コンセプトや内容が具体的に見えてきたら、次は会場ですよね。やはりマタニティだからこそ、ご体調のことを一番に考えられる会場や環境だと安心かと思います。
気にしたいポイントは、5つです。
・[打合せ]
自宅での打合せやスカイプ打合せなどができること
ウェブで打合せ準備が進められるものがあること
・[披露宴時間]
進行がタイトにならないように、2時間半以上の披露宴時間が確保できること
・[貸切感]
チャペルの二度使用など、会場の使い方に融通が利きやすいこと
・[会場設備]
階段移動や段差が少ないこと
ふたりの小さい頃のお写真などを飾るスペースが十分にあること
・[エリア]
打合せを数回行うことから、自宅から遠すぎないこと
どうしても会場の雰囲気が気になると思いますが、会場選びをするときも細かなポイントに気をつけて探せると良いですね。
おわりに
以前までは、マタニティウエディングといえば、「子どもができてしまったので、急いでシンプルに済ませよう・・」といった考え方もなくはなかったですが、最近では、結婚式を挙げるつもりはなかったけど、お子さまを授かったから式を挙げよう、と思う方がいらっしゃるくらい、マタニティウエディングは新郎新婦からも、ゲストからも、そしてお子さまからも求められているウエディングのかたちになっています。
費用的なご負担もしっかりと企画を作り込めば、ちゃんと抑えることも可能です。授かり婚だからこできる結婚式を挙げてみませんか??お子さまの、為に。