ウエディングブーケは生花だけじゃない!造花(アートフラワー)やドライフラワーの素敵ポイント
ウェディングブーケと言えば美しい生花で作られた花束です。しかし最近では「アートフラワー」という、造花でできたブーケというものや、「ドライフラワー」といった、生花以外のブーケも生まれてきています。生花は生花の良さがありますが、アートフラワーならではのメリットや、独特の美しさを持っています。ここでは、そんな様々なブーケについてをご紹介します。
目次
ウエディングブーケとは
ウエディングブーケは、結婚式に花嫁が持つ花束のことをいいます。ウエディングブーケの由来は諸説ありますが、有名な逸話として、男性が女性にプロポーズする際、野の花を摘み、それを束ねて愛する女性に結婚を申し込み、女性はプロポーズへの承諾の意味を込めてその花束の中から一輪抜き取り、男性の胸ポケットにそっと差し込んだという逸話からブーケ・ブートニアが生まれたという話が有名です。(男性が胸につける花をブートニアといいます。)
生花と間違われるほどのクオリティ!ウェディングブーケ造花とは
造花と聞くと、チープに聞こえるかもしれませんが、最近では、モノによっては生花と変わらないほどの美しさを誇ります。そのクオリティは間近で見ても造花とは分からないほど美しく、実際に結婚式でウェディングブーケ造花を利用した花嫁さんからも高い評価を得ています。また、持ち運びがしやすい、保存に適しているなど、生花に比べメリットが多いのも特徴です。
アートフラワーのメリット:持ち運びができる
海外で挙式をあげると、日本の花屋さんとは違い、現地で用意されたブーケがやや残念なこともあるようです。ボリュームが足りない、花が枯れているなど、要望を伝えたくても言葉が通じず、結局納得しないままそのブーケを使うこともあるようです。しかしアートフラワーなら、飛行機へ持ち込みもOKですし、長距離の移動も大丈夫です。
また、生花と違い時間が経っても枯れてしまうことはありません。そのため挙式で使ったものを別の日の披露宴や二次会などに、何度でも使うことができますので、リゾートウエディングや別の日のパーティなど、場所や日にちをまたいでブーケを使用する場合には、造花であるアートフラワーを使うメリットはとても大きいといえます。
一般的にボリュームのある高価な生花を使ったウェディングブーケと造花の場合を比べるとその約半額程度の値段で済むこともあります。
アートフラワーのメリット:記念に残しておくことができる
生花のウェディングブーケの場合、使ったその日を最後にだんだんと劣化してしまいます。押し花にして保存する方法もありますが、その方法を頼むのにまたコストがかかってしまいます。その点、アートフラワーは、使い終わった後もそのまま保存することができます。
結婚記念として部屋に飾って置くことができるのも、アートフラワーの大きなメリットです。
ドライフラワーブーケとは
ドライフラワーブーケとは、乾燥させた草花で作ったウェディングブーケのことです。乾燥させた草花のため、結婚式の当日に使用するには適しにくいですが、生花で作ったウェディングブーケよりも長持ちしますし、独特の美しさを演出できますし、とりわけ味わい深いのは、自分でも手作りできるという点です。結婚式で使用した生花のブーケをイメージしてを手作りすることで、結婚式の想い出をより素敵なものにできるのではないでしょうか。
ドライフラワーブーケのつくり方:
自然乾燥はドライフラワーの作り方として最も一般的な方法です。乾燥のさせ方も簡単で、風通しのいい場所に草花を逆さまにして吊すだけでかまいません。葉っぱや花びらが重ならないようにして、一本ずつ吊すのがポイントです。ただし直射日光に当たると花の色が濁ることがあるので、注意が必要です。完全に水分が抜けるまでにはおよそ1~2週間かかるでしょう。
他にも、ドライヤーを使用して乾燥までの時間を短縮する方法や、乾燥剤やグリセリンを使用する方法もあります。
まとめ
ウェディングブーケは、結婚式当日の花嫁に欠かせないアイテムの一つでありながら、1日かぎりの使い方ではなく何度も使用したり、想い出として残したりすることを考えると、アートフラワーやドライフラワーといった選択肢も素敵ではないでしょうか。式が終わった後も二人の思い出として部屋に飾ることもできたり、一生の思い出のブーケを、姉妹で同じブーケを使用したり、大切な友人と使うこともできるでしょう。生花とはまた違う魅力を持ったウェディングブーケ造花やドライフラワー、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。