何のために結婚式をするの?結婚式を通して『家族の気持ち』を考える
入籍をしたら、結婚式をする。それって一体何のためなんでしょう。そもそも結婚式って、誰のため、何のためにするのか、疑問に思ったことはありませんか? 結婚式が決まったカップルに話を聞いてみると「晴れ姿を親に見せたい」「感謝の気持ちを伝えたい」そんな新郎新婦さんがたくさんいらっしゃるので、今回は、『家族』にフォーカスして紹介していきたいと思います。
目次
出典:gensen wedding | アニヴェルセル表参道
1.感謝のきもち、みんなどうやって伝えているの?
結婚式を迎えるカップルに話を聞くと、ほとんどの方が『結婚式をするのは、親に感謝の気持ちを伝えたいから』と話してくれます。やはり多くの方が、親や友人など今まで関わった人たちに感謝を伝えたいと思っているようです。
実際に、感謝の気持ちを伝える手段として、親へ手紙を読む・感謝状や記念品を贈る・サプライズをする・料理などのおもてなしをするカップルはとても多いので、皆さんも想像しやすいのではないでしょうか。
ですが、結婚式を終えたあと話を聞くと『もっと親と過ごす時間があればよかった』『緊張していたのもあって、まともに会話ができなかった』という声もちらほら…。結婚式という特別な日に、今まで言えずにいた感謝の気持ちを伝えたいと思っていても、特別な日だからこそうまく伝えられないということがあるようです。
当日はお支度から挙式、挙式から披露宴もあっという間に時間が過ぎていくため、中々たくさんの時間を使って家族と話すのは難しいのも事実。それでも、家族との時間を大切にしたい!と思っているカップルに朗報です。なんと挙式前に『家族の時間』を設けている式場があるんです!
出典:gensen wedding | アニヴェルセル表参道
2.親への向き合い方が変わると未来が変わる!『家族の時間』
その会場は、ブルーのバージンロードと120年の歴史あるステンドグラスのチャペルで有名な【アニヴェルセル表参道】です。
アニヴェルセル表参道でも以前は、お支度→挙式リハーサル→本番の流れで結婚式を行っていたそう。ですが、気付いたら扉の前に立っていて心の準備をしっかりできないまま、結婚式を迎えているカップルが多い現状をどうにかできないかと考え、アニヴェルセル表参道19年の歴史の中で辿り着いた答えこそ『家族の時間』を作ることでした。
この『家族の時間』とはいったいどのようなものなのか紹介していきます♪
出典:gensen wedding | アニヴェルセル表参道
3.子から親へ、親から子へ。今までになかった時間の使い方♪
アニヴェルセル表参道の『家族の時間』は、挙式前に新郎新婦がそれぞれ別の部屋で、親御さまと過ごす時間のこと。この時間に、選んだ1枚の写真を見ながら今までのことをお話します。そして、親御さまから子どもへ向けたお手紙を渡してもらいます。
結婚式と言えば、“子から親への感謝の手紙”というイメージがありますよね?
新郎新婦から親御さまへは披露宴の中で、想いを伝える時間はあっても、中々親御さまから新郎新婦へ向けた想いを伝える時間はないもの。だからこそ、親御さまから新郎新婦へ向けたお手紙を渡す時間を設けたそう。親御さまにお話を伺うと、この時間に素直な想いを伝えられたことで、より一層祝福の気持ちが大きくなったと喜んでくれることが多いとか。
4.実は新郎の方が泣いちゃう確率が高い!?
「仕事をしたり、家を離れたり、自立していると思っていたけど、社会に出てから感じる親へのありがたみを感謝の気持ちとして、ちゃんと伝えたかったんです…」
「普段は照れくさくてなかなか言えなかったから、この家族の時間を持ててよかった」
と、お部屋から出てくるご新郎の目には涙が浮かんでいることがほとんどだそう。
この『家族の時間』のお部屋にはスタッフもいない、本当に家族だけの時間。 これから結婚式を迎える新郎新婦へ、『幸せになってね』という言葉や『これから2人で頑張るのよ』など温かな言葉が向けられます。その言葉を聞き、新郎新婦も覚悟が決まったような顔付きに変わりお部屋から出てくるそう。決して長い時間ではないけれど、親御さまときちんと向き合うことで、これからの親御さまとの関わり方も変わってくるかけがえのない時間になりますよね♪
5.親とだけじゃない!もう一つの『家族の時間』
親族として結婚式に参加したことがある方なら、親族控室で新郎新婦を待ち、新郎新婦を迎え、親族紹介をして集合写真を撮るという一連の流れを経験したことがありますよね?ただこの時間って本当にあっという間で、新郎新婦と話すどころか、一言声かけるだけで終わってしまった…という方がほとんどではないでしょうか。
アニヴェルセル表参道では、大切な親族ともたっぷりと過ごしてもらいたい!と親族紹介までの時間も多くとっているそう♪
久々に会うおじいちゃんおばあちゃんとゆっくりお話をしたり、兄弟や従兄弟と写真を撮って過ごしたり、今までの人生に深く関わってくれた親族と過ごすことで『家族』への感謝も伝えることができる素敵な時間ですよね。
6.親族と過ごすお部屋にも配慮とこだわりが♪
すでに上記で紹介していますが、結婚式の親族と過ごす時間はあっという間なことがほとんど。ですが、親族だけでいる時間は意外にも長いんです。ほとんどの式場では、親族控室が両家一緒だったり、一つの大きな部屋をパーテーションで仕切られているだけのことが多く、何を話せば良いのか、話すと隣に丸聞こえなのでは?とそわそわしたりするもの。また親族紹介の際には、どちらか一方が移動しなくてはならないため気を遣いがちですよね。
その点、アニヴェルセル表参道では、親族への配慮もばっちり!まずは、親族控室が両家別に用意されているんです。久しぶりに集合する親族同士でも話に花が咲き、一気にリラックスモードに♪そして親族紹介のお部屋は、親族控室とはまた別にあるためお互い気を遣うことなく移動をして新郎新婦を迎えます!馴染みの顔が広がっているので、多くの新郎新婦はほっと安心し、ほろりと涙を流されるとか。それから集合写真を撮ったり、お話をしたり…
披露宴が始まってしまうと中々ゆっくりと話せない分、この時間を使って感謝を伝える新郎新婦がほとんどのようです。一番感謝を伝えたい大切な家族と過ごす時間を多くとってもらえるなんて、本当に嬉しいですよね。
出典:gensen wedding | アニヴェルセル表参道
7.あらためてお嫁に行くことを実感する『確認の儀』って?
ほとんどの挙式では、バージンロードの途中までエスコート役の方が新婦と歩き、新郎へとバトンタッチするのが一般的。ですが、アニヴェルセル表参道ではバージンロードの途中から新郎新婦とエスコート役の方3人で、祭壇の階段3段目まで登ります。
そして、そこで集まった大切なゲスト・家族の代表としてエスコート役の方に「おふたりのご結婚式を心から祝福されますか?」と牧師から問われ「はい、祝福します」という答えとともに花嫁の手を新郎に託すというオリジナルセレモニーを行います。
挙式の中で、家族から直接「祝福します」とゲストの前で宣言してもらえることは中々ない分、とても印象に残りますよね。
こうしてゲスト全員の前で『確認』をすることで、送り出す親御さまにとっても、娘の幸せを願う特別な日が結婚式だったと何年経っても思い出す素敵なセレモニーになることでしょう。
そして、確認の儀を終えると両家の親御さまと新郎新婦が祭壇前で一列に並び、感謝を伝える時間があります。家族の絆を確かめる素敵な瞬間を最後にもう一度つくることで、親子の在り方を改めて考えることができそうですね。
出典:gensen wedding | アニヴェルセル表参道
8.まとめ
いかがでしたか?挙式前に『家族の時間』を作ったり、親族紹介の時間をたっぷり取ってあったり、『確認の儀』という素敵なセレモニーができる「アニヴェルセル表参道」をご紹介しました。感謝を伝えたい家族と少しでも長く結婚式当日過ごすことで、あらためて、家族の絆や大切さに気付かされますよね。
親御さまにとっても大切な記念日となる、おふたりの結婚式。親御さまからおふたりへ向けられる温かい言葉は、結婚式後の生活においてもとても大切なものとなるでしょう。結婚式をする際に、家族と過ごす時間、家族との絆に注目してみてはいかがでしょうか。
出典:gensen wedding | アニヴェルセル表参道