【元プランナー直伝!】パッケージプランだけで結婚式はできない!? 結婚式場のプランのかしこい活用法

結婚式場の見学に行くと、会場の見学以外にも見積もりの説明をしてくれますが、その見積もりのベースとなるのが「パッケージプラン」です。 パッケージプランはほとんどの結婚式場が独自で作っているため、プランの金額や人数、含まれている内容は結婚式場ごとにバラバラ。また、結婚情報誌や情報サイトに載っているプランを見比べてみても、一体何が含まれているのかがいまいちわからない…という方も多いのではないでしょうか。 そこで元ウエディングプランナーが解説します。結婚式場のプランのかしこい活用法と、気をつけるべきポイント、ぜひ参考にしてくださいね。(文:YUMIKO)

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相談

1.そもそも結婚式場のプランってなに?どんなものがあるの?

結婚式場で用意されているプランは、挙式料や衣裳、ヘアメイク、料理、飲み物など、結婚式を執り行うのに最低限必要なアイテムがパッケージ化されているため、通常より割安です。つまり1つ1つ選ぶよりもプランの方が、お得に結婚式を行うことができるようになっています。

プランには通年で利用できるものを用意している会場もありますが、期間限定プランやマタニティプランなど、対象となるカップルが異なるものがほとんどです。これはいつまでに挙式をすること、いつまでに申し込みをすることなど、条件がついていることがほとんどなのできちんと確認しましょう。

また、プランごとに含まれている内容も異なるので、自分たちにとってどのプランを利用するのがいちばん合っているのか、しっかりと見極めることが大切です。
主に利用されているのは以下のプランです。
・少人数プラン
・マタニティプラン・
・季節限定プラン(サマープラン・ウィンタープランなど)
・○○月限定プラン
・平日限定プラン
・挙式のみプラン
・フォト婚プラン

結婚式場によって用意されているプランは異なるので、気になる式場にどんなプランがあるのかを事前に調べてから見学に行くとよいでしょう。

チェックリスト

2.結婚式場のプランにはどんなものが含まれているの?

先にも説明したように、結婚式場ごとにプランに含まれているものは異なります。また同じ式場でもプランによって含まれているものは違いますが、だいたい以下のものが含まれている場合が多いです。
・料理
・飲み物
・ウエディングケーキ
・印刷物(席次表・メニュー表・席札)
・美容着付け
・控え室
・音響照明使用料
・介添え(アテンド)料
・サービス料

上記以外にも、式場によっては挙式料や衣裳、司会者、写真、引出物まで含まれているプランを用意していることがありますが、逆に、上記のアイテムが全部そろっていないプランも存在します。そうなると「このプランだけでは結婚式できないんじゃないの?」というギモンが湧いてきませんか?その通り。実は、プランだけで結婚式ができたという方はほとんどいないのです。
プラン

3. 結婚式場のプランに含まれているのにオプションが必要になる!?

パッケージ化されたプランにはベーシックな内容のアイテムだけが含まれています。そのため、例えばプランに含まれている「ウエディングケーキ」を自分たちのオリジナルのデザインで作りたい!などの希望がある場合は、ウエディングケーキに別途オプション料金がかかることになります。

ウエディングケーキをオリジナルデザインにするのは諦めるとしても、料理や飲み物はどうでしょうか?実際にプランの料理を試食してみると、品数が少なく物足りなかった。飲み物に乾杯用のシャンパンが含まれていなかった、ということになると、料理のランクを上げたり飲み物を追加する必要がありますよね。

料理や飲み物と同じように、衣裳もオプション料金がかかることの多いアイテムです。というのも、プラン内で選べるドレスが限られていたため、着たいドレスを選んだら追加料金がかかってしまったり、ドレスやタキシードを着こなすのに必要な小物・アクセサリーがそもそもオプションだったり、ということもよくあるからです。

ウエディングドレス

4. 結婚式場のプランを選ぶ前にまず、自分らしい結婚式のイメージ作りを

せっかく選んだプランなのにオプションがたくさん必要になって、その結果、最初に見た見積もりとはまったくちがう“別もの”になっていた…とはよくある話。
では、どうすればいいのでしょうか?

プランによって含まれている内容は異なるので、プラン以外のオプションをつける必要は必ずと言っていいほどあります。このことを前提にして、考えておくべきなのはまず、自分たちがどんな結婚式をしたいかということです。

料理にこだわりたい、衣裳は自由に選びたい、写真やビデオはたくさん残しておきたいなど、優先順位を明確にしておくことによって、提案してもらうプランが変わってきますし、オーダーするオプションもちがうからです。まずは自分たちの理想の結婚式がどのようなものなのか、ふたりでしっかりと話し合いましょう。

おすすめの順序は以下のとおりです。
①自分たちの理想の結婚式イメージをふたりで話し合う
②式場見学の際に希望を明確に伝える
③自分たちに一番合うプランを提案してもらう
④そのプランにはどんなオプションが必要なのかを確認する
⑤プランにオプションをつけた見積もりを出してもらう

こうすることによって、気に入った結婚式場で自分たちに一番合うプランを利用して、さらに後から金額が跳ねあがらない見積もりを取ることができます。理想の結婚式の予算が最初に把握できるというわけです。

見積り

5.まとめ

いかがでしたか?パッケージプランの読み取り方、気をつけるべきポイント、そして、かしこい活用法をまとめてみました。式場見学に行く際の参考にしてくださいね。

パッケージプランは自分たちらしい結婚式に合うものを選べたら最高ですが、どのプランが合うのか自分たちだけでは決められない…という方もいらっしゃると思います。その場合は、結婚式場相談カウンターを利用するのもオススメです。

結婚式場相談カウンターでは複数の会場のプラン内容を把握していますし、そのカウンターを利用したカップルにしか適用されない限定プランを用意している場合もあります。また、第三者目線で相談にのってくれるので、どの会場ならどのプランを利用するのが自分たちにとっていちばんお得に結婚式を挙げることができるのか、相談してみてもいいですね。

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