結婚式相談カウンターで結婚式の見積りを相談するときはこれを聞こう
ひと組のカップルが結婚式場を見学する数は、平均で約3~4軒と言われています。 3〜4軒の会場を比較して、自分たちの理想に一番合うところを決めるわけですが、その際の正確な判断材料となるのが、実際に見学したときの印象や、自分たちで撮った詳細な写真、プランナーの提案、会場のパンフレット。そして「見積り」もその一つです。 結婚式の見積りなんて初めて見た、という方がほとんどですし、見積りの作り方は会場によってバラバラ。 「一体どこに注意しながら見積りを検討すればいいの!?」という声も多いのです。そこで利用したいのが結婚式場の相談カウンターです。 結婚式場の相談カウンターは結婚式場を紹介してくれるだけではなく、見学済みの式場の見積りを公正な立場で比較してくれるのです。 わかりにくい結婚式の見積りをプロがチェックしてくれるのですから、使わない手はありませんよ。 今回は、結婚式場の相談カウンターで見積りを相談するときのアドバイスをしていきます。 (文:YUMIKO)
1.相談カウンターで結婚式の見積もりを相談する前に考えておきたいこと
結婚式場の相談カウンターで見積もりを相談する前に、まず、次のようなことを二人で話し合っておくとよりスムーズです。
●招待人数
●希望する日程
●やりたい演出
●着たい衣装
●予算
●こだわりたいポイント
では、上記項目のポイントを詳しく確認していきましょう。
《招待人数》
結婚式の見積りを見る上で、招待人数は最も大切な項目です。人数の増減によっても予算が異なりますので、少なくても○○名・多くても○○名と、人数の増減を予測しておきます。こうすることで、より現実的な予算を計算することができます。
《希望する日程》
結婚式場にもよりますが、日程によって結婚式の費用は変動します。例えば、1年以上先の日程を予約すると割安だったり、3ヶ月以内なら特典が多かったり。また、大安・仏滅などの六曜によって基本料金が違うなど。希望する日程はいくつか候補を挙げておくと良いでしょう。
《やりたい演出》
会場見学をしていくと、結婚式でやってみたい演出がいろいろ出てくることでしょう。演出には会場が用意できるものと、自分たちで用意しなければならないものがあります。それによって費用も変わってくるので、見積もり相談の際に必要な情報となります。
また、見積もり相談に関係のないことでも遠慮なく聞きましょう。例えば友人に余興をお願いする予定があれば、必要なスペースや機材が揃っているかどうか?そういったことも会場決定の判断材料になるはずです。
《着たい衣装》
ウエディングドレスなどの衣装は、結婚式の費用を大きく左右する項目です。1着だけでいいのか、お色直しはしたいのか。それによって見積もりが変わってきます。
また、ドレス or 和装も要検討です。衣装そのものの金額の差はもちろんありますが、ドレスか和装かによって、合わせる小物類や下着など、衣装以外に必要なものも違います。
《予算》
見積もり相談には欠かせないポイント、それが予算です。2人で用意できる金額がいくらくらいなのかはもちろんですが、結婚式当日にいただくご祝儀を予算に含めて考えていくのか、そういったことも事前に2人で話し合っておくとスムーズです。
親御さんから援助していただけるかどうかの確認も、見積もり相談の前にしておきたいところ。両家の配分など細かいことはずっと後で構いませんが、この段階では、ざっくりといくらくらいの援助が見込めるかを知っておきたいです。なぜなら親御さんからの援助の有無によって、選べる会場のランクも変わってくるからです。
《こだわりたいポイント》
その他にも、2人がこだわりたいポイントがあればまとめておきましょう。
新郎新婦さんの多くがこだわるポイントは、だいたい以下のような点です。
●料理のクオリティ
●ドリンクの種類の豊富さ
●アクセスの良さ
●披露宴会場には窓がほしい
●ゲストの宿泊施設が確保できるかどうか
●ゲストに必要なサービスがあるかどうか(キッズスペースの有無や、車椅子OKかなど)
2.結婚式場の相談カウンターで必ず聞きたいこと3点
「見積もり相談の前に考えておきたいこと」が可能な範囲で揃ったら、各会場で取った見積もりを持って結婚式場の相談カウンターへ!
見積もり相談の際には主に、次の3つのポイントに絞って聞くと良いでしょう。
①自分たちに必要なものがすべて入った見積もりになっているか?
②この見積もりにはどのランクのものが含まれているのか?
③実際にはいくらくらい見積もり金額が上がりそうか?
見学した会場で見積もりを取ったら、会場担当者より「この見積もりにはこのような内容が含まれています」といった内容説明はしてもらえます。
ですが、見積もり内容の他に実際にはどんな項目が必要になってくるのか、またその項目の費用はいくらくらいになるのか、そこまで説明してもらえることはまずありません。
そういった、目の前の見積もりだけでは判断できない費用の予測が、結婚式場の相談カウンターならできるのです。
例えば、「この見積もりでしたら料理は一番安いランクなので、最終的にはランクを上げる必要がありそうですね」とか、「装花の費用が低めに設定されていますが、この会場でしたらもう少し装花のボリュームを足す必要があるかも」といったように。
このように結婚式場の相談カウンターでは、会場に作成してもらった見積もりに“穴”がないかどうかチェックしてもらうと同時に、各会場の見積もりを比較してもらうことも重要です。
例えば、A会場は必要最低限の見積もりになっているけど、B会場はかなりランクアップした内容で見積もりが作られているとしましょう。その場合、見積もりの総額だけを見るとA会場のほうがリーズナブルだと感じますが、自分たちが望んでいる結婚式は、もしかするとB会場のほうかもしれません。
つまり、結婚式の見積もりは総額だけでは判断できるものではないのです。目先の金額だけにとらわれてしまった結果、本当にしたい結婚式をあきらめることのないように、結婚式のプロである相談カウンターをぜひ活用してくださいね。
3.まとめ
いかがでしたか?どんなことをしたいという結婚式の理想を叶えたくても、実際に費用を考えると・・・と悩むカップルも多いでしょう。でもだからといって、自分たちの希望を諦めることがないようにしたいですよね。
そのためにも会場決定前に見積もりを確認することはとても大切なことです。
後で「こんなはずではなかったのに…!」などと後悔しないためにも、結婚式場相談カウンターを利用して2人の理想の結婚式を実現させましょう。
▼gensen weddingでは結婚式場や見積もりの相談会を開催しています
いろいろなスタイルのブライダル相談会はコチラから
出典:gensen wedding | Angepatio