こんなやり方もあったのか!洗練された大人の結婚式、森のホワイトマリアージュ

最近、流行りの「オリジナルウェディング」、興味はあるけど具体的にはいったいどんなやり方があるのかしら……? そんな想いを抱いているプレ花嫁さんのために、オリジナルウェディング専門のサロン「She said YES!」がプロデュースした、とっておきの事例をご紹介します!

コンセプト設計から細かな演出にいたるまで、あらゆる部分に新郎新婦のこだわりが感じられる、まさにオリジナルな結婚式。こんなやり方もあるのかと驚かされるアイディアが目白押しで、大いに参考になります。 百聞は一見にしかず。さあ、さっそく見ていきましょう!(取材:gensen wedding 編集部/文:Mia)

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出典:gensen wedding | She said YES!(シーセイドイエス) by transit crew


1.「あえてフラワーを使わない」という選択肢もある

会場の空間づくりは、結婚式全体の印象を決める大事なポイントです。色は? モチーフは? 手作りアイテムも作ろうか……と、悩みどころはたくさんありますが、なかでも多くの人が真っ先に思い浮かべるのは、フラワーアイテムではないでしょうか? 好みのお花、季節の植物をふんだんに使えば確かに会場は華やかになりますし、まさに「これぞウェディング!」といった空間をつくることができます。

でも、フラワーアイテムを使うだけがウェディング装飾ではありません。例えばそれは「あえてフラワーを使わない」という選択。壁にクロス、ペーパーアイテムにいたるまで「すべてが真っ白!」な空間をつくり、エレガントで洗練された大人のウェディングを実現したカップルがいます。

「花があるのはメインテーブルのみ、というのは初の試みだったので、最初はどうなるかなと少し心配する部分もありました。でも、実際の仕上がりは想像以上で……! シンプルさが際立って、かえって大人っぽいエレガントな雰囲気を演出できていたと思います」

そう話すのは、この式をプロデュースした「She said YES!(シーセイドイエス) by transit crew」の担当プランナーさん。「新郎が40代前半、新婦が29歳という年の差カップルだったので、“インスタ映えしそうで、かつシンプルに大人っぽく”をテーマに進めることにしたんです」(担当プランナー)

ゲストテーブルにフラワーを置かない分、メインテーブルの方は予算的にも奮発して、かなり凝ったフラワーアレンジに仕上げてもらったそうです。
フラワーアレンジにこだわるもよし、逆に何もない空間を楽しむもよし。何に重きを置くかは自分たち次第です。王道もいいけれど、自分たちらしいアレンジを自由に発想してみましょう。

フラワーを使わない

出典:gensen wedding | She said YES!(シーセイドイエス) by transit crew


2.挙式から披露宴までをワンパッケージでデザイン

挙式はチャペル、お食事は披露宴会場で……というのが、一般の人が想像するウェディングの基本だと思います。しかし、必ずしもこうしなければいけないということはありません。どうせならもっと根本から、思い切り自由にアレンジしてしまいましょう!

例えば今回ご紹介しているホワイトマリアージュの事例では、挙式から披露宴までをすべて1階レストランで行っています。披露宴のセッティングが整った状態で挙式を行い、そのまま披露宴をスタート。挙式会場の装飾はいじることができないところが多いなか、これなら最初から最後まで世界観を統一することができますし、移動の手間や時間がかからない分、挙式で感じた幸せな余韻や世界感を残しながらスムーズに披露宴に移行することができます。

また、「She said YES!(シーセイドイエス) by transit crew」のレストランには「大きすぎない」というポイントも。新郎新婦との距離がほどよく近いので、ゲストからはふたりの姿や表情がよく見えます。大きな会場では新郎新婦とあまり話せないまま終わってしまうこともままありますが、このくらいの規模感であればそういった心配もありません。ゲストと直接お話する時間をたくさんつくることができ、会話も自然と弾みます。

「決まり切ったスタイルは嫌」「家族やごく親しい友人を招いてのアットホームな結婚式にしたい」といった想いがあるなら、こんな常識に縛られないスタイルもぜひ検討してみてはいかがでしょうか?

ちなみにこちらの事例、挙式は人前式を採用しており、結婚証明書にはなんと担当プランナーさんが署名したとか! 「お客様のご要望とはいえ、私が表に出るのってどうなんだろう……と、正直不安になりました。上司の許可を得て結局やらせていただくことになったんですが、ものすごく緊張して、手が震えました」(担当プランナー)
信頼関係がしっかり築けていたからこそ、のエピソード。心が温まりますね。

署名済み

出典:gensen wedding | She said YES!(シーセイドイエス) by transit crew


3.まるで森の中。大好きな映画のシーンを再現してみた

会場の装飾をどうしようか迷っている方、例えば大好きな映画のワンシーンを再現してみる、というのはいかがでしょうか?

今回ご紹介している事例の花嫁さんのお気に入りは、ヴァンパイアと人間の深い愛を描いた物語「トゥワイライト」でした。なかでも「森で結婚式を挙げるシーン」が大好きで、最初は野外での結婚式も検討したそう。でも、友人に「ヒールで行けないじゃん!」と現実的なことを言われて諦めてしまった、というのです。

そんな経緯を聞いたプランナーは、白を基調としつつもどこか森の中を想像させる空間づくりを目指そうと思ったんですね。森で摘んできたような小さな花が好きだという花嫁の希望を取り入れて、空間全体を「白×グリーン」に統一。野外感を演出するために、ベンチを用意するなどアイテム使いにも気を遣ったそうです。

そしてコンセプトを固めるうえでポイントとなったのは、新郎新婦の馴れ初めと、ふたりの持つ大人の雰囲気。出会ってからじっくりと時間をかけて距離を縮めてきた……という新郎新婦のストーリーと、それこそ森を感じさせるような深くて広い心。そういったものを込めて「BROAD AND DEEP」のコンセプトボードを自作したそうです。

森の中

出典:gensen wedding | She said YES!(シーセイドイエス) by transit crew


4.まとめ|「結婚式はこうあるべき」という意識は捨てること

・フラワーを使わない
・挙式と披露宴の場所を分けない
・憧れの映画のワンシーンにこだわって、室内に「森の空間」をつくる
どれもおふたりの個性やこだわりの感じられる、本当に素敵なアイディアですね。
オリジナルウェディングとは、常識にとらわれず自分たちらしさを大切にするスタイルです。せっかく時間や労力をかけてやるのだから、この際、つまらない決まりに縛られるのはやめるべき。「結婚式はこうあるべき」「こうするのが当たり前」という意識は、思い切って捨ててしまいましょう。そして自由な発想で、自分たちだからこそできるウェディングづくりを楽しんでください。

まとめ

出典:gensen wedding | She said YES!(シーセイドイエス) by transit crew

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