結婚式のライスシャワーは事前にご相談ください

結婚式で、特にチャペル挙式では、挙式終了後にチャペルから出る際に、様々なセレモニーがありますが、その中の一つにライスシャワーをお考えの方もいらっしゃると思います。 「ふたりのこれからの人生が豊かで、子宝にめぐまれますように」という意味が込められているのですが、最近は、ちょっとした注意が必要なセレモニーでもあります。 では、どういうことを注意すればいいか紹介します。

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本来のキリスト教の教会はライスシャワーを許可していません

ライスシャワーは、辿っていくとヨーロッパでの伝統セレモニーで、キリスト教とは関係性がないという点です。古代ローマ時代から米文化があったので、お祝いに「食べ物に困らないように」ということから、ライスシャワーが行われたという説があります。
キリスト教とは全く関係がないという視点から、式場内の教会ではない、既存のキリスト教会での挙式でのライスシャワーは、認めていません。

チャペル

結婚式場内でのチャペル挙式でも制限や禁止しているところもあります

では、結婚式場のチャペル挙式ではどうだろうということになりますが、お米をそのまま撒くという点から、後始末の問題や、特に野外でのライスシャワーを行うと、鳥や猫などが入り込んで、式場を汚してしまうということもあるので、「すみませんが、控えて頂けますか?」という式場もあります。
また、ライスシャワーをしてもいいという式場においては、オプションという設定になり、別料金の請求となります。その金額は式場で異なりますが、高額になるケースもあります。

チャペル

ライスシャワーでも新しいスタイルがあります

お米を何も包まずにまくというのは、一部の方から「食べ物をそのまま撒くのはもったいない」という指摘はあります。
また式場側に清掃というご迷惑をおかけすることにもなりますので、最近では、ライスシャワーをするとしても、オーガンジーの小さな袋に少量のお米を入れて撒くという形をとるカップルも増えています。それならば式場側もOKを出すことはありますので、まずは式場のプランナーさんに相談してみましょう。
ただ、式場で用意してくれる場合はオプション料金は必要ですし、持ち込みということになれば持ち込み料が発生します。

イメージ

ライスシャワーに変わる様々なシャワーは多々あります

ライスシャワーができなくて、フラワーシャワーも許可がでなかったり制限が加えられるところは多々あります。
しかし、ライスシャワーに変わるセレモニーも出てきています。まず、ライスシャワーの代わりにバルーンを列席者が一斉に飛ばすという趣向に切り替わりつつあります。式場側がOKと言ってくれれば、あとは持ち込み料の問題だけで、案外低価格で手配することが可能です。

バルーン

どの形式もダメな場合は思い切ってしないという考えも

ライスシャワーがどうしてもだめでいろいろと代替案を提案しても許してくれない場合は、思い切ってライスシャワーを挙式ではしないという考えでもいいですが、その後「こうすればよかった」と後悔のないように、もし二次会がするのであれば、二次会でライスシャワーをするという方法もあれば、地方によっては、おめでたい時には「もち撒き」「菓子撒き」という風習が残っているところもあるので、プランナーさんの采配次第でこれらを許してくれるところもあるので、まずは相談してみましょう。

虹

おわりに

最近は、ライスシャワーに対して、ちょっと厳しい所は多々出てきているのですが、ちょっとした気遣いの提案次第でプランナーさんが、上司の方と相談して了解を取ってくれます。
しかし、頑なに「ちょっとそれは控えてください」と言われてしまうと、仕方のないことですが、ライスシャワーを控えるという方向にしなければいけません。
ライスシャワーに変わる素敵なセレモニーや思い出になるイベントを入れることで、ライスシャワー以上に素敵な思い出ができますので、よくプランナーさんと相談して、素敵な結婚式にしてください。

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