気になる結婚式のお金のコト。結婚式の平均自己負担額とはいったいどれぐらい？

結婚式の自己負担額を計算するには？

結婚式の自己負担額を計算するためには、結婚式の費用総額とご祝儀総額を把握する必要があります。結婚式の費用は新郎新婦が式場などに支払い、ご祝儀は受け取ることになりますので、差額が自己負担額となります。
そこで、自己負担額の計算に必要となる結婚式の費用とご祝儀の金額について順に平均額を確認してみましょう。

結婚式費用の平均は？

結婚式と披露宴にかかる費用の平均値はさまざまなデータがありますが、例えば「ゼクシィ結婚トレンド調査」によると全国の平均額は約370万円となっています。そのうち400万円以上450万円未満が16%で最も多いようです。1人当たりにすると平均約6万円という結果です。
結婚式をどこで行うか、ゲストを何人呼ぶかで費用は変わってきます。

ご祝儀の平均は？

一方、ご祝儀の平均はどれぐらいなのでしょう？同じく「ゼクシィ結婚トレンド調査」によると、ご祝儀の平均総額は約220万円とのことです。また、一人あたりで見ると、友人は約3万円、上司約4万円、親族約6万円などとなっています。
ゲストの人数や構成によってある程度変動する可能性はありますが、ゲスト人数に3.0～3.3万円程度をかければ概算額が計算できるでしょう。

結婚式の自己負担額の平均は？

結婚式総額の全国平均が約370万円、ご祝儀総額の平均が約220万円というデータに基づくと、結婚式の自己負担額はその差額である約150万円ということになるでしょう。つまり、結婚式を挙げるにあたっては平均約150万円の資金を用意する必要があるということです。

結婚式費用の内訳は？

「どうしてこんなに金額が掛かるのだろう？」と疑問に思う人も多いかもしれませんね。結婚式費用の大部分は会場費と食事代の2つが占めています。食事代の相場は1人あたり1，8万円前後です。
会場費は会場によって様々なので事前にチェックしておきましょう。この2つの費用に衣装代、写真代、ブーケ代などが加算されます。

結婚式費用は式場のタイプによって異なる

一言に結婚式といっても、様々な式場タイプがあることを知っていますか？ホテルウェディング、レストランウェディングなどそのタイプによっても結婚式相場は大きく異なります。
大人数に対応したホテルウェディングの相場は約330万円、貸切タイプのハウスウェディングは約370万円、美味しい料理が味わえるレストランウェディングが約260万円となっています。

なるべく結婚式費用を抑えるコツとは？

ゴージャス感や招待する人数はそのままで、なるべく結婚式費用を抑えたいというカップルも多いことでしょう。その場合は式の日取りを工夫してみましょう。
一般的に真夏、真冬、年末年始などのオフシーズンは人気がないので割引を受けられる可能性があります。敬遠されがちな仏滅に割引を行っている式場も存在します。

50万円以下で式を挙げる方法は？

極限まで予算を抑えたという場合は、挙式のみを行うチャペルウェディングをおすすめします。招待客に食事などは提供せず挙式や写真撮影のみを行うシンプルな挙式です。挙式のみの場合は15万円前後で抑えられることもあります。
同じく神社・仏閣で挙式のみを行うスタイルもあります。こちらの相場は15～30万円ほどになります。

自己負担額がゼロになることはあるの？

一般的には、結婚式の費用の方がご祝儀よりも大きいケースが圧倒的に多いですが、結婚式の費用をご祝儀で賄えてしまうケースはあるのでしょうか？10組に1組ぐらいはあるといわれていますが、いただいたご祝儀に見合った料理やお土産を用意することを考えると、通常は自己負担額が発生すると考えておいた方がよいでしょう。

まとめ

結婚式の自己負担額の全国平均が約150万円だとご紹介しましたが、この数字はあくまで平均ですので、お住まいの地域や結婚式の規模、招待人数によって費用は変動します。平均にとらわれず、どんな結婚式をするかを決め見積もりをした上で資金を用意することが大切です。また、すべてを叶えることは難しいですが、お日取りや中身をしっかり考えることで、希望を叶えながらも、想定する自己負担額にかぎりなく近づけることもできますので、結婚式場を決める前に、事前に相談することがとても大切です。

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