ゲストと一体感が生まれるウエディング!幻想的なキャンドルリレーとは
キャンドルサービスは、結婚式における演出の定番ではありますが、お色直しの再入場後に行われることが多く、しっかりと作り込まれたキャンドルサービスはやはり今でも大変盛り上がります。そんなキャンドルサービスにさらに一工夫加えたのが、キャンドルリレーです。
キャンドルリレーの魅力って?
新郎新婦がゲストの各卓を回って、キャンドルに火を灯していくキャンドルサービス。
ゲストは、それを見て拍手を送ります。一方キャンドルリレーでは、新郎新婦からゲストへリレー方式でキャンドルの火をつないでいきます。
見るだけでなく、ゲストも一緒に参加して楽しめるイベントとなっています。会場に一体感が生まれるのが大きな魅力でしょう。
どんな由来があるの?
欧米では古くから、キャンドルの炎は邪悪なものを払って、神の使いを呼ぶとして尊ばれています。
そして、「キャンドルの数だけ天使が舞い降りる」と信じられています。また、天使が宿ったキャンドルの火を吹き消すことによって、願いが叶うと言われています。
キャンドルリレーの手順
まず、新郎新婦が種火を持って入場します。ゲストのテーブルへ進んだら、代表者が持つキャンドルへと火を受け渡します。代表者は隣のゲストへ火をつなぎ、順々に火をリレーしていきます。
全ての灯がともったら、代表者から新郎新婦へのトーチへ灯火を返し、メインキャンドルへ点火します。そのあとは、「幸せが続きますように」と願いを込めて全員でキャンドルの火を吹き消しましょう。
安全性にも配慮して
火のついたキャンドルは、傾けると溶けたロウがこぼれてしまい、やけどする恐れがあります。火の受け渡し時には、受け取る側がキャンドルを傾けると安全です。また、キャンドルの火を吹き消すときに強く吹くと、ロウが飛び散ってやけどや衣服を汚す可能性があります。司会者に注意を促してもらうと安心です。
リレー用キャンドルを使うメリットは?
キャンドルリレー用に開発されたキャンドルを使用すると、より安全にイベントを行うことができます。素手で持っても熱さを感じにくく、溶けたロウがこぼれにくい構造になっています。キャンドルの芯の長さも通常のものより長めになっているため、火の受け渡しもスムーズです。
おわりに
会場にたくさんの灯がともるキャンドルリレーは、大変幻想的な雰囲気に包まれます。ゲストも一緒に参加することができて、新郎新婦にとってもゲストにとっても忘れられないイベントとなることでしょう。安全性には十分注意して、ゲストとの絆を深めてください。