【プランナーが教える】結婚式の参列マナー09.挨拶にもマナーがあるの?これだけ知っておけば安心な基本の挨拶をシーン別に解説

ウエディングプランナーが運営する結婚式場相談カウンター「gensen wedding」監修、結婚式の参列マナー特集。
今回は、参列者のための挨拶のマナーをご紹介します。結婚式の挨拶のマナーって何?と不安な方、ご安心を!基本的なマナーさえ知っておけば大丈夫です。シーン別にわかりやすく解説します。(文:MOMOMS)

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1. プランナーが例文付きで解説!シーン別の挨拶マナー

 

結婚式は新郎新婦の家族や友人など様々な人が集う場でもあり、あなたと初対面となる方も多いでしょう。特に挨拶はあなたの印象を左右する大切なものです。
挨拶のマナーと聞くと堅苦しいイメージがありますが、基本的なことさえおさえておけば、難しいものではありません。シーンごとにポイントをみていきましょう。

 

1-1. 受付時の挨拶マナー

受付に到着したら、まず受付のスタッフに一礼を。続いて「本日はおめでとうございます。」とお祝いの言葉を述べ、「新郎(新婦)の友人の○○と申します。」と名前を伝えましょう。
新郎か新婦、どちらの友人かを伝えることで受付の方が出席者のチェックをしやすくなるので親切です。

ここで注意したいのが親しい友人が受付係をしていた場合、ついくだけた挨拶をしてしまうこと。受付は新郎新婦の代理人という立場ですので挨拶は礼儀正しく行いましょう。

続いてご祝儀ですが、袱紗(ふくさ)から取り出した後、受付の方にご祝儀袋の正面を向けた状態で渡します。
この時、「ささやかですがお祝いの気持ちです。」「心ばかりのお祝いですがお納めください。」と一言添えるようにしましょう。

既に新郎新婦にご祝儀を渡している場合は「お祝いのほうは済んでおります。」と伝えればOKです。

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1-2. 式が始まる前、控え室での挨拶マナー

披露宴が始まるまでは控え室で過ごしますが、ここでも気を抜かずに周囲への挨拶を怠らないようにしましょう。新郎新婦やご家族を見かけたら「本日はおめでとうございます。お招きいただき、ありがとうございます。」と挨拶を。
ただし、新郎新婦やご家族は他のゲストへの挨拶などで忙しいもの。挨拶は短く伝えるようにし、忙しい様子であれば無理に声をかける必要はありません。

また控え室には多くの方が集まっているため、初対面の方にも「新郎の○○さんの友人の●●と申します。」などと自己紹介をしたり、軽く会釈をしてコミュニケーションをとるのも良いでしょう。

注意したいのが親しい友人たちとのお喋り。会話が盛り上がったからといって、大声や笑い声をあげるのはNGです。控え室での時間も式の一部であると考え、ふさわしいマナーを心がけましょう。

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1-3. 披露宴の入場時の挨拶マナー

会場に入ったら席札を確認し、指定された席へ向かいます。この時、式場のスタッフが立っていることもありますが素通りせずに軽く会釈をした方が好印象です。
開宴前にウェルカムパーティーが開催される場合は新郎新婦がゲストを出迎えますので、「本日はおめでとうございます。」など、後の方がつかえないように軽く挨拶をしましょう。

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1-4. テーブル着席時の挨拶マナー

一般的にテーブルのグルーピングは新郎新婦が考えるため、友人や同僚と同席するケースが多く、開演を待つ間は会話も盛り上がることが多いでしょう。
ここで注意したいのが新郎新婦の元カレ元カノなどの異性関係の話題を出してしまうこと。ゲストの中には過去に関係のあった方が参列されている可能性もあるため絶対に避けましょう。

また同席する方が初対面の場合は、着席前に軽く会釈をし、「失礼します。本日はよろしくお願いします。」と挨拶をするようにしましょう。
続いて「新郎の友人の○○です。」などと自己紹介を軽くしておきましょう。お互いが新郎新婦とどのような関係なのかがわかると初対面でも打ち解けやすくなります。

また、「可愛いウェルカムボードでしたね。」「新婦の●●さんの花嫁姿素敵でしたね。」など挙式時にお互いが見たであろう話題を振るのもおすすめです。
開宴までお互い無言のままだと気まずいものです。はじめのうちに会話をしておくことで、その後の雰囲気がぐっと和やかになりますよ。

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1-5. 閉宴後の挨拶マナー

会場の出口では新郎新婦とご家族が並んでお見送りをしますので、まずは一礼をします。
そして「本日はお招きいただきありがとうございました。」と招待のお礼を述べた後に「今日はとても楽しい披露宴でした。」「素敵な奥様(旦那様)とお幸せに。」と改めてお祝いの言葉を伝えましょう。
この時に注意したいのが挨拶は短く、スマートに伝えること。長くなりすぎて、後の方がつかえないように気をつけましょう。

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2.まとめ

結婚式はフォーマルな場ではありますが、そこまでマナーに縛られた堅苦しいものではありません。特に挨拶については基本的なマナーさえ知っておけば肩肘を張らず、あなたらしく新郎新婦を祝福できるはずです。
当日、「こんな時、何て言うのが正解だっけ!?」慌てないためにも今回紹介した挨拶のマナーをぜひ事前に再度チェックしてくださいね。

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