結婚式場の見学やブライダルフェアの参加に3~4時間かかる理由
結婚式場の見学は1件につき、約3~4時間かかるという情報を目にしたことはありませんか?「1件の結婚式場を見学するのになんでそんなに時間がかかるの?」という方々も多く、そんなに時間をかけたくないという方もたくさんいらっしゃると思います。 いざ結婚することが決まったあとには結納や顔合せ、結婚式場の予約、入籍日はいつにする?などおふたりで決めていくことがたくさんあります。仕事のことも考えると効率よく様々なことを決めていきたい!というのがみなさんの本音ですよね。 そこでまずは、結婚式場の見学でどんなことをするのかを見てみましょう!やるべきことが事前にわかっていると、現地に行ってから「何も準備してなかった…!」などと慌てることもないので安心ですよ♪
目次
1.結婚式場の見学の流れと所要時間目安
結婚式場へ見学に行くと、次のような流れで案内してもらうのが一般的です。
アンケート記入とヒアリング(約30分~1時間)
↓
結婚式場・披露宴会場の見学(約30分~1時間)
↓
見積もりの説明と空き状況の確認(約1時間)
↓
カップルからの質問や今後の流れについての説明(約30分~1時間)
ざっと見ただけでも、3~4時間程度かかることがわかりますよね。
それでは実際に、どんなことをするのかご紹介していきます。気をつけたいポイントも要チェックですよ!
2.アンケート記入とヒアリング(約30分~1時間)
結婚式場の見学の際には、ウエディングプランナーがおふたりの希望に合わせて最適なご提案をするために、まずはおふたりがどんな結婚式を望んでいるのかを確認しながらさまざまなお話をします。そのもとになるアンケート記入が最初にすることです。
アンケートには、おふたりの名前や生年月日などの個人情報の他に、日時や希望の挙式スタイル、招待するゲストの人数、希望のパーティスタイルなど大まかなことを記入します。次に、アンケートを見ながらウエディングプランナーがより深く、おふたりの希望を確認していきます。このアンケート記入とヒアリングに、約30分から長いところでは約1時間かかる会場もあります。
なぜなら、挙式会場も披露宴会場も1つしかないという結婚式場なら別ですが、いくつもの会場がある場合は、招待するゲストの人数によって見学する会場が変わってきたり、希望の日程によって空き状況が違ってくるから。おふたりの希望を聞いていくのはとても大切な時間なのです。
例えば、「自分たちはステンドグラスのある厳かな雰囲気のチャペルがいいなあ」と思っていたのに、可愛らしい明るい雰囲気のチャペルを見学させられると、見学そのものが楽しくなくなってしまいますよね。だからこそ、ヒアリングに時間をかけている会場が多いのです。
3.結婚式場・披露宴会場の見学(約30分~1時間)
ヒアリングが終わると、いよいよ挙式会場と披露宴会場の見学へ!
挙式会場と披露宴会場の数によって所要時間は異なりますが、約30分~1時間かかるのが一般的です。ただ見るだけではなく、他の結婚式場と比べるために写真を撮るカップルが多いからです。
出典:gensen wedding | アニヴェルセル 東京ベイ
また、プロジェクター・スクリーンの位置や大きさ、オープンキッチンがある・ないなど、その会場ごとにスペックが異なるので、おふたりが希望する結婚式・披露宴を「ここの会場なら!」という目線でウエディングプランナーに説明してもらうことも大切です。
出典:gensen wedding | クラシカ表参道
ただ単に「会場の雰囲気が気に入った」というだけで決定してしまったために、後々やりたいことができなかった…なんて残念なことにならないように、おふたりはもちろん、ウエディングプランナーもしっかりと時間をとっていきたいポイントです。
4.見積もりの説明と空き状況の確認(約1時間)
ひと通り見学したらブライダルサロンに戻って、見積もりを取ったり、気に入った会場の空き状況の確認をしたり、質問タイムや、今後の流れについての説明を受けます。この時間がもっとも長く、約1時間30分〜2時間。場合によってはもっと時間がかかることもあります。
このときに気をつけたいのは、挙式会場はここ、披露宴会場はここ、というふうに、自分たちの希望を明確に伝えること。なぜなら、挙式会場と披露宴会場との組み合わせによって、希望する日時の空き状況が変わってくるからです。結婚式場の予約は“早いもの勝ち”なので、お日柄が良い祝前日の午後などはとくに空きがない!なんてこともあるのです。
5.カップルからの質問や今後の流れについての確認(約30分~1時間)
また、本当にこの結婚式場で結婚式を挙げるとしたら、いくらくらいの予算がかかるのか?ということもしっかりと聞いておきたいポイントですよね。
会場によっては、お日柄や挙式月によって使えるプランがちがう場合もあります。おすすめされたプランには何が含まれていて、足りないものは何か、自分たちがやりたいことをするためにはどんなオプションをつけるべきなのか、それはどのくらいの値段がかかるものなのか…など、事前に確認しておくことは会場決定においてとても重要な点になります。
「予算は大事なことだからしっかりと聞いておこう!」と思うのは当然のこと。遠慮せず納得がいくまで、ウエディングプランナーに質問あるいは確認しておきましょう。
今後の流れについての確認もお忘れなく。希望の日取りに挙式するとしたら、いつ頃からどんな流れで打合せがスタートするのか?そもそも申し込むかどうかの返事はいつまでにすれば良いのか?など、スケジュール確認はマストです。
6.ブライダルフェアの内容によっては半日以上かかることも!?
直接見学に行くよりも、まず、大勢のカップルが参加する「ブライダルフェア」に行ってみようと思っている方も多いのではないでしょうか。
ブライダルフェアでは、婚礼料理の試食や、模擬挙式・披露宴体験、ドレスや和装の試着ができることが多いので、行こうと思っているウエディングフェアの内容によって、所要時間は大きく変わってきます。
なぜなら、上記であげたヒアリング・会場見学・見積もりなどの説明の他に、試食や模擬挙式・披露宴体験などの時間がプラスされてくるからです。
試食はフルコースの場合もあれば、ハーフコース(だいたい約3~4品)、スイーツ試食など、内容によって所要時間がちがいます。フルコースだと約1時間~1時間半はかかると思っておいて良いでしょう。
出典:gensen wedding | 葉山庵Tokyo
ただし、試食は時間がかかっても外せません!ある大手企業のアンケート調査によると、お料理は「新郎新婦がこだわりたいウエディングアイテム」としてここ数年ずっと重要視されている項目ですし、「ゲストが期待しているもの」という項目でも重要視されています。実際に「時間がかかってもいいからきちんと試食したい」というカップルも多くなってきています。
もしも時間に余裕がないのなら、ハーフコースの試食付フェアに参加してみましょう。フルコースの試食は結婚式を申し込んだ後でもできるからです。
また、「やってみたい挙式スタイルがあるんだけど、参列したことがないからイメージがわかないなあ」という方は、模擬挙式に参加するのがオススメです。模擬挙式は約30分で体験できます。
このようにブライダルフェアの内容によっては所要時間がかなり変動していきます。ブライダルフェアに参加したカップルの中には、会場見学・フルコースの試食・模擬挙式、模擬披露宴体験・見積り相談・・・とすべての内容を一気にやったため、「ひとつの会場に約半日以上かかっちゃった」という方も!移動や休憩の時間を考えると、1日に複数の会場を見学するのは厳しそうですね。
「3時間ぐらいみておけば大丈夫だろう」と思って次の会場の予約をいれていたのに、1軒目の見学が終わらなくて2軒目に行けなかった…ということになってしまうのはあまりにも残念。そうならないように、事前にしっかりと調べておきたいところです。
出典:gensen wedding | リストランテ カノビアーノ
7.まとめ
いかがでしたか?結婚式場の見学に時間がかかる理由と、気をつけたいポイントをご紹介しました。見学予約をする際には、どのようなブライダルフェアの内容を体験することができて、どのくらい時間がかかるのかをきちんと確認しておくことが大切ですね。
「気になる結婚式場は1日で何軒か見学してしまおう!」というカップルも多いはず。仕事もあるでしょうし、お休みの日を全部結婚式のためにあけておくわけにもいきません。だからこそ、結婚式場の見学をするスケジューリングはとても大切です。
でも「自分たちだけで何軒もの見学スケジュールを管理するのは面倒だなあ」というカップルは、結婚式場相談カウンターを利用してみるのもおススメです。
結婚式場相談カウンターでは、おふたりの希望のウエディングイメージをしっかりとヒアリングした上で、おふたりにあった結婚式場を紹介してくれます。ヒアリングした内容は会場側にきちんと伝えてくれるので、現地でのヒアリングの時間を短縮することもできますし、フェアの内容に合わせた所要時間も把握しているので、おふたりの都合に合わせて予約を取ることができます。また、結婚式の費用がお得になるプランがあったり、会場見学後にでてきた疑問点なども一緒に考えてくれるので、会場決定までの準備を安心して進めていくことができるはずです。
▼gensen weddingでも様々な相談会を開催しています
「ブライダル相談会(無料)、参加受付中!」
忙しい中で準備を進めていく結婚式だからこそ、しっかりと下調べをしたり、結婚式場相談カウンターなどを利用して、自分たちのペースにあった見学スケジュールを立てていきましょう。