【素敵な結婚式を発見！】ゲストの満足が高い“ワンランク上の1.5次会”のつくりかた
ウエディングプランナーによる素敵な結婚式の連載コラム。今回は、友人との会費制のウエディングパーティーを希望する新郎新婦に向けて、結婚式のプランニング事例をご紹介します。参加しやすいカジュアルな結婚式にしたいけれど2次会ほど砕け過ぎず、おもてなしや演出でゲストに楽しんでもらいたい！そんな想いを叶えるポイントをお伝えします。（文：桑田千寛）
目次
出典:gensen wedding |XEX 日本橋
1. 結婚式のプランニング事例
披露宴ほど堅苦しくなく、2次会ほど砕け過ぎない、それぞれのいいとこ取りをするのが1.5次会と呼ばれる会費制のウエディングパーティー。
挙式や披露宴を親族のみで行う場合や、新婚旅行を兼ねて海外ウエディングを行う場合などに、後日、結婚の報告とパートナー紹介のために友人を中心に開催する新郎新婦が多くいます。
会費額を10,000～20,000円程度に設定することでゲストの負担を軽減し、参加してもらいやすくするのが最大のポイント。
しかし気になるのは、どうやって特別感を演出するのか？ではないでしょうか。
2次会とは一線を引くおもてなしでチープな印象を与えず、ゲストと想いを共有して満足度を上げる1.5次会のプランニング事例をご紹介します。
出典:gensen wedding |XEX 日本橋
親しい友人や仕事仲間を中心に開催するウエディングパーティーでは、“いつもの距離感”で触れ合いながら、幸せを分かち合いたいもの。
そのためには、どのゲストにも寛ぎ、楽しんでもらえる料理スタイルや空間づくりが大切なポイントになります。
そこで、この結婚式をプランニングするにあたって設定したテーマは「Share the happiness with friends」。
新郎新婦それぞれのゲストと想い出話で盛り上がり過去の幸せを今につなぐ時間と、全員の想いをひとつにする演出でメリハリを付け、過去と現在、そして未来に託す“幸せの記憶”をシェアすることでいつまでも心に残る結婚式をつくります。
出典:gensen wedding |XEX 日本橋
1-2. このプランニング事例のポイント
たくさんの仲間と幸せを分かち合うことが出来る1.5次会。ワンランク上のプランニングを実現するには、小さな幸せも大きな幸せも、みんなでシェアできる時間と空間をつくること。
カジュアルで自由な雰囲気を出すには、距離感が近くなりやすい立食スタイルがぴったり。ゲストの目の前で調理するオープンキッチンならアツアツの料理が次々にサーブされるから、五感を刺激してゲストの気分も高まります。
披露宴のように固定の席を作らないことでゲストが流動的になりやすく、ビュッフェコーナーに集って会話が弾むといった自然な躍動感が生まれます。
でも、目指したいのはゲスト全員が思い思いに楽しめる空間づくりをすること！
アクティブに動き回るゲストもいれば、時にはゆっくりと着席で楽しみたいゲストもいるでしょう。
そんなゲストのために自由に座ることができるテーブルセットやバーカウンターなどの寛ぎスペースを設置して、カジュアルさの中にもラグジュアリーな雰囲気を演出。
会費制＝立食スタイルといった型にハマりすぎず、自由な発想と必要性に応じたアイディアを取り入れてゲストが快適に過ごせる空間づくりを行いましょう。
ゲストひとりずつの満足度＝小さな幸せが積み重なり、大きな幸せの輪となってパーティーの成功を裏付けます。
また、ウエディングパーティーは、新郎新婦に関わってきた多くの人とつながりを強くする絶好のタイミング。
ふたりへの理解を深めてもらうきっかけとして、プロフィールムービーの上映を行うのも良いですね！
近しい間柄の友人も初めて会ったパートナーのゲストとも、これまでの歩みや未来に託すふたりの想いなどを全員でシェア出来るひと時となります。
▼この結婚式のプランニング事例のポイント
①多くの仲間と幸せを分かち合いたいから1.5次会という選択
②スタイルはカジュアル、中身はラグジュアリー
③料理、映像、バーでの演出とお洒落なセンスが光る
▼実際のプランニング事例がご覧いただけます
大好きな仲間たちと幸せをシェアして“これからもよろしく”の気持ちを届けるウエディング
ふたりらしくオシャレで型にはまらない“ありがとう”のカタチ
「Share the happiness with friends」
出典:gensen wedding |XEX 日本橋
2. このプランニングが叶う結婚式場のチェックポイント
多くの仲間に気軽に参加してもらえるカジュアルスタイルに、ゲストの満足度を高めるラグジュアリーなおもてなしをプラスしてワンランク上の1.5次会を叶えるには、次のポイントを意識して結婚式場を探しましょう。
出典:gensen wedding |XEX 日本橋
2-1. Point①会費制パーティーに対応しているかどうか？
結婚式場によっては、披露宴形式のフルコースにしか対応していないケースも。
会費制パーティーでは、ビュッフェスタイルを取り入れることがほとんどのため、対応する料理プランがあるかどうか確認しましょう。
出典:gensen wedding |XEX 日本橋
2-2. Point②テーブルプランに対応幅があるか？
会費制＝立食となりやすく、一般的には、会場中央や壁側にフードコーナーを準備して、立ったままでも料理やドリンクを楽しめるよういくつかの小さな円卓を配置するスタイルが多くなります。
テーブルセットをいくつかセッティングしてもらうなど、備品に対応幅があれば、ゲストによって着席で楽しみたい方にとって過ごしやすい空間づくりが出来るでしょう。
出典:gensen wedding |XEX 日本橋
2-3. Point③オープンキッチンやバー、映像設備が整っているか？
料理は、ゲストが楽しみにしていることのひとつ。2次会でもよくあるビュッフェスタイルですが、一線を引く特別感を演出するなら、ライブ感あるオープンキッチン付きの会場がポイント高め！
バーカウンターの設置があれば、プロのバーテンダーがオリジナルカクテルを用意してくれたりとゲストを楽しませる仕掛けを盛り込めます。
また、全員の想いをひとつにするムービー上映は是非、取り入れたい演出。映像機器の設備が整っているか、スクリーンはいくつあるかといったことや、見えやすい位置についても確認すると良いでしょう。
出典:gensen wedding |XEX 日本橋
2-4. gensen weddingおすすめの会場
この結婚式のプランニングにおすすめの会場は、「XEX日本橋」。
オープンキッチンに立つ一流の料理人が、旬の食材をふんだんに使ってこだわりのメニューを創り出します。
チャペルやブライズルーム、クロークまで完備し、パーティールームは趣の異なるふたつの会場から選べるのも嬉しいポイント。
大切な友人と自分たちらしくフリースタイルに楽しみながら、上質感ある特別なひと時を堪能できるでしょう。
▼この会場についての詳しい記事はこちら
【XEX】一流の巨匠たちがプロデュースするレストランウエディング！そのこだわりとは？
出典:gensen wedding |XEX 日本橋
3. まとめ｜みんなでシェアする幸せのカタチとは
大切な仲間に心から楽しんでもらえることは、新郎新婦にとって何よりの喜びですよね。
みんなが伝えてくれる“おめでとう”の言葉と、ふたりから伝える“ありがとう”の言葉、その想いのやり取りで結婚式は出来上がります。
そして、想いをシェアするためには、急ぎ早に演出を次々に行うより、向き合って話す歓談時間もとても大切。おもてなしをしなきゃ！といろいろ詰め込み過ぎると、ゲストが伝えたい想いを見過ごしてしまうかも。
ゲストの気持ちに寄り添うためにどんな表現＝パーティースタイルにするのがちょうどいい？
スパイスになる演出はいくつ入れる？などと考えていくと、自分たちらしく、ゲストにも喜ばれる充実のひと時をつくることが出来ますよ！
また、新郎新婦が叶えたい結婚式のイメージはもちろん、どんなゲストを招待するかということも会場担当者に伝えて、みんなで幸せをシェア出来る方法をチョイスしていきましょうね！
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