結婚式の「契約後に費用アップ」を防ぐ! カシコイ見積もりの見方
結婚式の見積もりはブラックボックス? 準備を進めていくうちにどんどん上がる!? そんなちょっとドキドキなイメージもある結婚式の「お金」問題…。最終的な支払い金額が、会場予約時の見積もりよりも上がった人が約8割というデータも! 理想や憧れは叶えながらも、大切なふたりのお金はかしこく使っていきたいですよね。 そこで、数字がニガテな人でもわかる、結婚式の見積もりのキホンを伝授。後から見積もりが上がらないようにするための秘訣もご紹介します!(文:gensen wedding編集部)
目次
1.結婚式の見積もりの見方・キホン編
ブライダルフェアに行って、式場の担当者に人数や日取りを相談すると出てくる「お見積もり」。いかがですかと言われても、高いのか安いのか、正直わからないという方がほとんどだと思います。普段の買い物とは桁の違う金額を見て、「どうしてこんなにかかるの?」と疑問に思う人も多いかもしれませんね。それではまず最初に、結婚式費用は何からどうやって成り立っているのかを見ていきましょう。
結婚式においてほぼ必ず発生し、結婚式費用の基礎となるのが「挙式料」「会場費」と「食事代」です。挙式料・会場費は結婚式場によってさまざまで、キリスト教式・神前式などの挙式スタイルや、会場の広さなどによっても変わってきます。食事代(料理・飲み物)の相場は、1人あたり2万円前後。それに加えてウエディングケーキ代もありますね。
これらの基本的な費用に、結婚式を華やかに彩るさまざまなアイテムの代金が加わって、結婚式費用は成り立っています。アイテムが不要であればその分費用は下がりますが、たとえばウエディングドレスなどは大半の方が必要ですよね。ブライダルフェアや相談会で出される見積もりには、そのような「ほぼ必須」アイテムがあらかじめ含まれています。一般的な見積もりに含まれる主なアイテムとしては、衣装代、ブーケ・装花代、写真・ビデオ代、ペーパーアイテム(招待状・席次表など)、引出物、などがあります。
こうして、結婚式の見積もりができあがるわけですが…最初に出される見積もりの多くは、料理はシンプルなコース、装花や写真・ビデオ撮影などはリーズナブルなプランとなっていることが多いのです。この時点での見積もりは「ほぼ必須」アイテムだけの最低限のもの。だから、会場と打ち合わせを進める中で、アイテム数の増減やその内容に応じて費用が変わり、しかも多くの場合には高くなってしまうのです。
2.結婚式の見積もりのもらい方
結婚式の見積もりに慣れない“見積もり初心者”だからこそ、複数の式場で見積もりをもらって比較することがおすすめです。複数の式場を比べることで、自分たちの結婚式の相場感や、会場による違いが見えてくるからです。
複数会場で見積もりをもらうときは、日取りや人数などの条件を合わせておくと、比較がしやすくなります。そして、合計金額だけでなく、一つ一つの項目を細かく比較、チェックして。費用に大きく差がある項目は、たとえば衣装の数など、そもそも見積もりに含まれている内容が違っていることもあります。
また、見積もりは一度しかもらえないと思っていませんか? 有力候補の式場には、見積書の比較とチェックの後、再度見積もりを依頼するのがおすすめ! 再見積もりをお願いするときは、ランクアップしたい・追加したいものや、逆に不要そうなもの・持ち込みにしたいものを伝えましょう。そうして出された2回目の見積書は、より自分たちの希望に沿ったものとなり、費用もより正確につかむことができます。
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3.結婚式の見積もり、賢いカップルはココをチェック
「ゼクシィ結婚トレンド調査首都圏2017」によると、約8割の人が、会場予約時の見積もりよりも最終的な支払い金額が高くなってしまったと答えています! しかも、上がった金額で最も多いのは「プラス100~120万円未満」、平均は110.9万円です。平均で110万円も上がってしまうなんて、「最初にもらった、あの見積もりは何だったんだ…」と言いたくもなりますね。思わぬ予算オーバーを避けるためにも、支払い金額が増えてしまう原因を知り、会場決定前の見積もりの段階でチェックしておけば、安心です!
実は、結婚式費用が膨らむ理由のほとんどが、初期の見積もりに入っていなかったアイテムが増えた・ランクが上がった、ということなんです。特に金額に差が出やすいアイテムやチェックすべきポイントを押さえておきましょう。
・装花や衣装の費用は、選択次第で大きく変わる
会場を彩る装花は、飾る場所やテーブル数、ボリューム、どんな花にするかなどで、費用に大きな差が出ます。初期の見積りに入っているのがどんなものか、プランナーさんに確認してみて。衣装は、お色直しの有無はもちろん影響大ですが、1着のドレスでも選ぶものによって数十万円の差が…。また、色打掛などの和装はドレスと比べると総じて高めです。アクセサリーやインナー代も、見積もりに入っていないことが多いです。
・アルバムやビデオ撮影はどうする?
実は、写真やビデオなどの記録関係が、アイテムの中でも一番大きな費用になることが多いんです。写真・アルバムやビデオ撮影を式場にお願いするかどうかは、見積もりの段階で検討しておきたいですね。結婚式当日の映像を披露宴終盤で流す「撮って出しエンドロールムービー」や、式とは別の日に記念写真撮影を行う「前撮り撮影」も、追加するとまとまった費用がかかるアイテムです。
・持ち込み可否と料金について確認しよう
たとえば衣裳は、式場と提携したドレスショップでのレンタルが基本なので、外部からの持ち込みが禁止されていたり、持ち込み料がかかったりする場合があります。衣装の他にも、引き出物、ブーケ、カメラマンなど、外部から持ちこむ・外部に委託する可能性があるなら、あらかじめ持ち込みの可否と料金を確認しておくと安心です。式場によっては高額な持ち込み料がかかってしまいますが、契約前なら相談できる場合もあるので、プランナーさんに事前に確認してみましょう。
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4.後になって見積もりが上がらない式場紹介サービス
初期の段階からふたりの希望に沿った、より正確な見積もりを出してもらうことができれば、結婚式場選びがしやすくなり、思わぬ後悔も減らせます。そこで、後から見積もりが上がらないことが特長の結婚式場紹介サービスgensen wedding がお役立ち!
gensen wedding では元ウエディングプランナーが、ふたりのこだわりに合わせた結婚式の内容を一緒に考え、費用のシミュレーションを行います。後から追加になりそうなアイテムやグレードアップもイメージして見積もりを提案。だから、最終費用をイメージできる現実的な見積もりになるのです。会場決定後に大幅に費用が変わることがないので、安心して打合せを進められますよ。
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