結婚式で生演奏を取り入れてみたらとても感動的になった
結婚式の音楽というと、CDで流すようなBGMを思い浮かべますよね。結婚式ではほとんどの演出にBGMで流しています。だからこそ、挙式や披露宴の中に生演奏を取り入れると、ゲストをビックリさせたり、喜ばせたりできるのではないでしょうか。今回は、生演奏が結婚式の演出をより素敵に引き立たせてくれる場面をお伝えしたいと思います。
ウェルカムスペースにて
挙式が始まる前。たとえば、挙式と披露宴の間。
新郎新婦が準備をしている間は、ゲストの皆さんが時間を持て余してしまう可能性があります。そんなとき、ウェルカムドリンクとフィンガーフードを用意して、それに生演奏を加えると、とてもおしゃれで時間を忘れてしまうような空間になることでしょう。
生演奏の非日常的な雰囲気が、初めて会うゲスト同士の絆も深めてくれることも多くあります。披露宴が始まる前から、一体感が出来上がるなんて、とても素敵なことですよね。
挙式にゴスペル
挙式のときは、聖歌隊やオルガンが入る生演奏という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。それに加えて、たとえばクリスマスが近い挙式であれば、ゴスペルを取り入れてみるのも素敵です。
ゴスペルは時には神聖な雰囲気を、時にはリズムに合わせてのれるような気分を高揚させてくれる雰囲気をつくってくれます。シーンに合わせて臨機応変に細かく雰囲気を変えることができることも、生演奏の魅力ですね。
また、ゴスペルは挙式だけでなく披露宴で組み込むこともオススメです。「型にはまった披露宴は嫌だ!」「ゲストが自由に動ける時間がいい!」というようなイメージの方は、ゴスペルタイムで新郎新婦もゲストの皆さんも楽しくノリノリな時間を作ってみてはいかがでしょうか。
新郎新婦とゲストで合唱タイム
新郎新婦の大切なお友達と、披露宴で合唱の発表をするのも、とても面白い演出です!!
合唱はぶっつけ本番で出来るものではありません。結婚式の何日も前からご友人と集まり、練習を重ね、当日を迎える訳です。当日みんなで合唱を歌いきったときの一体感は、何ものにも変えられないほどの達成感と、一体感を生んでくれることでしょう。「大切なゲストの皆さんと一緒に何かを創り上げる」結婚式というタイミングだからこそ出来ることではないでしょうか。
出身地を紹介できる生演奏
たとえば、沖縄出身の新郎新婦。結婚式当日は沖縄の良さを伝えたいと、お料理や装飾もこだわっています。そんな「沖縄」がテーマの新郎新婦でしたら、演奏も沖縄音楽を取り入れてみるのはいかがでしょうか。
三線の生演奏を演出として入れてみるもの面白いと思います。普段なかなか生で聴くことのできない、三線。「本物」を聴くことで、ゲストの皆さまは、まるで沖縄にいるかのような心地よさを感じてくれることでしょう。
フロマージュビュッフェに生演奏
大人な新郎新婦におすすめの演出です。定番のデザートビュッフェの代わりに、チーズやワインを振る舞う「フロマージュビュッフェ」。
その空間にワインに合うようなJAZZの生演奏のステージを作ります。チーズに、ワインに、JAZZ、結婚式とは思えないほどの大人なラグジュアリーな空間を演出できます。ゲストの方にお酒好きが多い、音楽好きが多いという場合にも、とても喜ばれる演出だと思いますよ。
結びの場面で
披露宴で最も感動的な場面のひとつ、新婦手紙朗読。その場面からの生演奏はとてもオススメです。
手紙朗読のときは、新婦の声を邪魔しないように、柔らかなピアノ演奏のみ。そこから親御様への記念品贈呈のため、新郎新婦が一歩ずつ親御様のもとへ歩み出す場面で、優しくボーカルの声が入ってきます。
そして、ちょうど記念品をお渡しする瞬間、曲はサビとなり演奏が一気に盛り上がります。この生演奏の演出が、驚くほど感動を何倍にもしてくれます。生演奏だからこそ、新郎新婦の動きに合わせて絶妙なタイミングで彩ることができるのです。
まとめ
いかがでしたか?「生演奏」といえども、様々なタイミングで様々な演出をすることができるのです。ただ、ひとつ注意をしたいのが、会場によって生演奏が難しいところもあるということです。会場見学前に、しっかりと確認や相談をしておくことが必要となってきます。
ゲストの方と一体感を作り上げたり、感動をより深くしてくれる生演奏。是非、あなたらしい生演奏を考えてみてはいかがでしょうか。